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「面白い」を考えるためのヒント

「面白い」って何なんすか!?

・「面白い」=「面白くない要素を省いたもの」
・「面白い」と思う最大の理由は、初めて見る表現だから
・成功例をデコン(脱構築)し応用してもうまくいかないのは無駄がないから
・デコンは、製作者の思考回路を整理&理解し別の表現を作るヒント

文章は「単語の集まり」

・とどけ、熱量(カロリーメイト)
・試着室で思い出したら、本気の恋だと思う(ルミネ)

アイデアとは「単語の組み合わせ」

・●●先生(ファンタ)

「面白い」の反対語は「よくわからない」

・打ち合わせはわかりにくいかどうかチェックする機会
・企画を見せる→意図を話す

「面白い」とは似ていないこと

・CMを見て視聴者が思うことは「面白い」or「不快」
・面白いものを作れないのは、「似ているもの」を作っていたから
・「面白い」の基準が無いから事例に頼ってしまう
・コツコツと似ているを排除すれば、似ていないものがつくれるかも

自分で選べない、選ぶ基準が無い

・同じ切り口の中で差があっても、別の切り口と比べると同じに見える
・良かったものを挙げるときの理由は「自分の作品に似ていなかったから」
・「似た考え方」で小さな工夫をしても無駄
・大元の「考え方」が違わないと大きく変わらない
・まずは「似ていないこと」そのためには似ているものを排除すること

人と「違う」と「似てない」は違う

・「違う」場合は変なものになりがち
・「似合うもの」から「他と似ていないもの」を選ぶ
・気持ちなどは全てを文に起こしてから削る
・レトリックは伝えたい気分を消さずに文を短くするもの

「考え方」より「選び方」

・企画のアイデアは、中心となる単語を見つけることとイコール
・文章に置ける自分らしさは、自分しか使わない単語に出る
・選んだ単語と書きたいテーマを並べる
・自分なりのイメージや理由が浮かんだら選んだ単語を中心に書いてみる

コピーの嘘はバレやすい

・良いコピーは正直に思える
・調べることで正直に感じられる強い言葉が見つかることもある(ハンズ)
・自分の正直な気持ちを書くことで人と違ったものになるケースもある

おわりに

面白いを解像度高く整理して頂き、ありがたい。ハマる単語を探し、わかりやすく伝えること、はこの瞬間からできるのでぜひ。

参考図書


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