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米国MIT発ブロックチェーンAlgorandにJapan Developerアンバサダーにて参画します。

米国MIT発ブロックチェーンAlgorandにJapan Developerアンバサダーにて参画します。

https://www.algorand.com/

日本の皆さんはAlgorandを(一部の仮想通貨アーリーアダプターを除き)ご存知ないかもしれません。
日本の仮想通貨取引所にはまだ上場していない(購入できない)という事が大きな理由ですが、そんなまだ上場していない仮想通貨の中でいくつか残る最後の大物!的な存在がAlgorandです。
ただし、私はAlgorandは仮想通貨としての側面ではなく、むしろパブリックブロックチェーンとしてこそその存在価値がある!と思っています。
そのためAlgorandがどんなブロックチェーンなのか?を知っていただくために、いくつか参考サイトを含め、概要をご紹介したいと思います。


Algorandとは

アルゴランドは、従来型金融モデルと分散型金融モデルを、包括的で摩擦のない安全な統一されたシステムに収束させる「未来の金融: Future of Finance(FutureFi)」を実現するための技術を構築しています。チューリング賞を受賞した暗号学者のシルビオ・ミカリによって設立されたアルゴランドは、DeFi、金融機関、政府がFutureFiにスムーズに移行するために必要な、大量の取引を処理するための相互運用性と容量を提供するブロックチェーン・インフラを開発しました。500以上のグローバル組織に選ばれている技術であるアルゴランドは、次世代の金融商品、プロトコル、価値の交換を簡単に作成することを可能にしています。

Algorandは、従来のCeFi(管理者がいる中央集権型金融)と、DeFi(管理者が存在しない分散型金融)を統合をした未来の金融「FutureFi」を目指すブロックチェーンプロジェクトです。
誰でもネットワークに参加できる「パブリックブロックチェーン」を基盤としおり、独自のメカニズム「PPoS」(後述)を導入することで従来のブロックチェーンの課題を解決しました。
超高速な取引や、高いセキュリティ、幅広いネットワーク参加者がいる分散性、システムの拡張性など、Algorandの機能性は世界に誇るレベルです。

概要とサイトを確認していただける伝わるかと思いますが、性能、信頼性が高いです。
いくつか他にも(AvalancheやSolana)の様な優れたブロックチェーンがありますが、私はAlgorandがもっともテクニカルな観点では優れているのではないかと感じています。
時に単に投機的な目的に終始してしまいがちな仮想通貨プロジェクトの中において、MIT発という事もあり、非常にアカデミックで目指している未来のビジョンも共感できるものです。

ここでは技術的な事は書きませんが、

  • エルサルバトルのBTC法定通貨に対するブロックチェーンインフラのAlgorand採用

  • マーシャル諸島共和国のSOV(ソブリン)でAlgorandチェーン採用

  • コロンビアでコロナワクチン接種を追跡するパスポート技術開発にAlgorand採用

  • ボストンの企業Bleumiのデジタル決済システム構築にAlgorand採用

といった国家レベルのプロジェクトで採用されている事からもそのレベルの高さ、信頼性が伺えると思います。
その他下記の様な各国の大学

  • マサチューセッツ工科大学(MIT)

  • 北京大学

  • ローマ・サピエンツァ大学

  • ストーニーブルック大学

  • テルアビブ大学

  • 清華大学

  • カリフォルニア大学バークレー校

  • サレルノ大学

  • スヴィッツェ・ラ・イタリア大学

  • ウォータールー大学

がブロックチェーンの創設機関、教育プログラムに参加しており、前述した通りまさにアカデミックなブロックチェーンです。

私がAlgorandを知った経緯

私はEXDREAMという音楽TECHのスタートアップを経営しています。

音楽とAIやブロックチェーン、VRなど最先端のテクノロジーによって新しい音楽の価値の創造を目指す企業です。
立ち上げ当時はAIやブロックチェーン、VRなどの複数の取り組みをしていたのですが、2017年頃から日本でもAIの注目が上がるに連れ、音楽AI事業が中心となっていました。
2021年今年に入り、さらに次の段階に事業を拡大しようと新規事業を計画、それが音楽xブロックチェーン事業でした。
社運をかけたプロジェクト故、我々のプランをより大きなもの、可能性のあるものとしてくれそうな優れたブロックチェーンを採用しようという事になり、色々なブロックチェーンを調べたのですが、そこで出会ったのがAlgorandです。
実はきっかけは、我々の新規事業のアイディアに近い(計画時。今はかなり変更しています)、Opulousという音楽ブロックチェーンサービスです。

Opulousについてはここでは解説しませんが、我々が考えていたビジネスプランに近く、もう実現されているのか?と驚いた、かつ焦った、のを覚えています。
元々ブロックチェーンは、開発的な事を社内でも行っていたり、大学やビジネススクールで講師をしていた事もあり、それなりの前提知識はありました。
そのためそれなりにブロックチェーンの良し悪し、何が優れ何が劣るのか?自分たちが実現したいことが可能か?など判断できるつもりだったのですが、Algorandの機能面、設計思想面の素晴らしさには感銘を受け、採用を決めたのです。

なぜAlgorandに開発アンバサダーとして参画する事になったのか?

日本ではブロックチェーンと言えば、一般には暗号資産(仮想通貨)とイコールに思われている程度の認識かもしれません。
そしてAlgorandはこれだけ素晴らしいブロックチェーンなのに、日本の暗号資産取引所には上場していない(購入できない)事もあり、あまり知られていません。
しかし、きっと日本の市場に進出したがっているのではないか?我々なら協力できるのではないか?
そう思い我々のビジネスプランを知って欲しいと、コンタクトをとったところ日本の窓口であるアンバサダーの方とミーティングが実現。
我々のビジネスのサポートもしていただける事となりました、が、さらに、やはり進出したいはず、との予想通り、すでに色々な計画が練られており、我々とタッグを組んで一緒に実現を目指していきたい、という様なご提案までいただきました。
そしてその実現のために、日本のDeveloperアンバサダーになって欲しいとオファーを受け快諾した。
という流れです。
本当にお互いのビジョン、やらんとしている事の思惑が一致し、すべての交渉がスムースに進むというこれまでのビジネス経験ではない気持ちの良いミーティングでした。
Algorand Japanのアンバサダーの方には本当に感謝しています。

2022年の日本でのAlgorandの計画

という事でAlgorandは2022年に日本でも認知、普及を進めるための展開を計画、着々と進めています。
オフィシャルに発表できるには少しお待ちいただく事となりますが、少しだけそれについて言及する記事があります。
下記記事の6の章です。

具体的に進めている計画はまずは以下の2つです。

  1. アクセラレータプログラム(ブロックチェーン スタートアップの支援)

  2. 教育プログラム(大学にブロックチェーン学部の創設)

1はもう組閣も進み、日本のトップクラスのスタートアップ育成組織との提携もまとめており2022年早々にはスタートできると思います。
興味あるブロックチェーンスタートアップ、または起業を目指す方、是非私に連絡、ご相談ください。
2はこれから交渉です。

12月6日19:30からのAlgorandの2021年アジア総会に日本代表で参加します。

Algorand Developerアンバサダーとしての最初の仕事がこのイベントでの登壇です。

Algorandのアジア総会として、2021年の取り組み、2022年の計画をアジアの4つの国の代表者がシェアします。
私は前述した日本での取り組みについてお話しますが、なんと全部英語です、、、
まわりはアジア人と言え、全員ヨーロッパなどに居住のほぼネイティブでした、、、
1人だけ拙い英語で公開処刑の様になるかもしれませんが、日本の代表として頑張る覚悟はできています。
是非ご視聴および応援してください。
そして視聴参加特典がある様です。

視聴参加でAlgorand公式NFT(1000枚限定)がプレゼントされます

どうやら画像の様なNFTがもらえる様です。

1000枚限定で、Algorand Foundationとしては初の公式NFTという事でひょっとしたら記念になるかもしれません。(いやなるはず)
是非視聴登録してゲットしてください。
そしてゲットしたらSNSなどでシェアしていただくのもNFT的で良いと思います。


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