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或る編集者の午餐④千葉南部のラーメン

こんにちは。
今週は「大学のソウルフード!」はお休みして、勝手にご当地ランチを応援する「ある編集者の午餐」にしようと思います!

今回ご紹介するのは千葉南部のラーメン!
千葉県というのは様々な顔を持つ県でして、ほぼ東京!というエリアから、地方都市のような様相を呈しているところ、農山漁村まであります。
その中で、ラーメン店も東京と同じようなものだけではなく、ご当地ラーメンもあるのが面白いところです。

今回の記事では、私が個人的に好きでよく訪れる千葉南部(蘇我駅以南の内房・外房地域)のラーメン店を6店に絞ってご紹介できればと思います。

もちろん、ラーメン情報誌やネットなどでは他にも美味しいお店がいくつも紹介されていますが、単純に私の行動力不足でそこまでは食べきれていないだけですので、紹介していないお店のせいではないということだけご了承ください。


では、さっそく参りましょう!!


ダボハウス

市原市の五井駅と大多喜町の上総中野駅の間を結ぶ小湊鉄道
レトロな駅舎やユニークなトイレなどが話題になることの多い路線ですが、沿線の駅で一番新しいのが光風台駅。
駅前からは高台を見上げると、沿線随一の住宅街、光風台が広がっています。
その光風台団地の入り口にあるのが、アメリカンなカフェテイストの店構えのダボハウス。
2012年に市原ラーメン選手権で初代グランプリを、翌2013年には千葉県ラーメン選手権で第2回グランプリを獲得した名店です。

色々なメニューがありますが、まずは梅塩チャーシューを食べてみたいところ!

梅肉がしっかり入っています

爽やかな味と、肉厚チャーシューがたまりません!房総南部には、全体的にチャーシューが美味しいお店が多いような印象があります。
小湊鉄道で訪れるもよし、駐車場もあるので自動車で訪れるもよし、というところでしょうか。

江ざわ

今となっては全国的な知名度を誇る勝浦タンタンメン
その代表的なお店がこちら、江ざわです。勝浦タンタンメン発祥のお店と言われています。

タマネギとニンニクがよく馴染んでいます!

こちらの記事でも既に紹介しています!

ゴマのかわりにラー油がいっぱいに入っていて、ニンニクと柔らかいタマネギがしみ込んでいる味です。また、白いシャキシャキのネギもよいアクセント。こちらはかなり山奥にあるので、車が必須でしょう。

はらだ

勝浦タンタンメンからもう一店舗。
こちらの写真はデータが消えてしまったのですが、
江ざわとならぶ名店です。
細めの麺と、かなりの辛さが特徴のお店ですが、
麺をすするとかなりの確率でむせます(笑)
それも含めて楽しめる余裕が欲しいところです。
辛さの中にもしっかり味がありますので。

ちなみに富里にも支店がありますので、勝浦まではいけないという方にもオススメです(どちらにせよ車は必要かもしれませんが)。

梅乃家

続いては竹岡式ラーメンの名店、梅乃家です。鈴屋とならび、竹岡式ラーメン発祥のお店と言われています。
「竹岡」というのは地名で、富津市の南部に所在しています。漁師町で、船から戻った漁師がすぐに食べられるようにということでできたメニューだと言われていますが、その辺の文脈は勝浦タンタンメンとも近いところです。

竹岡式ラーメンの特徴はスープにあります。
チャーシューを煮込んだ醤油ダレに麺を茹でたお湯をかけるという、シンプルな作り方ですが、肉の旨味が溶け込んでいることと、柔らかいチャーシュー、そして薬味の刻みタマネギが絶妙なコントラストを成しています。
タマネギにスープがしみこんでいき、シャキシャキと馴染んだ時は最高です。あわせて、チャーシューは是非食べたいところでしょう。
また、麺が乾麺なのも梅乃家の特徴の一つです。

このタマネギがいいのです!

こうした竹岡式ラーメンが母体となって、アレンジが加わって生まれたラーメン店もあります。
有名なのは最近東金から成東に移転した「ぐうらーめん」ですが、そこから生まれた名店がこちら!

炭一ラーメン

「南部」ということで、外房線沿線の住宅街、「おゆみ野」にある炭一ラーメンをご紹介します。
こちらはタマネギの量はそこまで多くありませんが、ストレート麺にワカメが乗っていて、柔らかくて肉厚のチャーシューが特徴的です。そして富山ブラックと匹敵するくらい、かなり塩辛いですが、チャーシューをスープに馴染ませると、嚙んだ時にとても美味しくなります。

こちらは駐車場もありますが、頑張れば鎌取駅から歩けなくもありません。
もしくは、大膳野町行きのバスに乗って「おゆみ野団地入口」から歩くという手もあります。今回ご紹介するラーメン店の中では一番アクセスが容易なお店だと言えるでしょう(そもそも、おゆみ野自体、東京への通勤者も多いエリアですので)。

八平の食毒

ラストはこちら、秘境ラーメンとして知られる「アリランラーメン」の名店、「八平(はちべえ)の食堂」です。

こちらは長柄町という、房総の内陸部に立地するお店で、車がないとアクセスは難しいでしょう。
やはりニンニクとタマネギ、ニラなどが煮込まれており、臭いはかなり強いですが、クセになる味です。まさにソウルフード!この濃厚に煮込まれたスープにこれまた柔らかく肉厚なチャーシュー(本日何回目だ笑)が、よく馴染んでいきます。

不思議なもので、秘境であればあるほど、行列は必至です。
やはり、冒険というか、スタンプラリー感があるのでしょうか。
ともあれ、どのお店も非常に美味しいので、是非訪れてみてください!!


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