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大学のソウルフード!⑥埼玉県編

こんにちは。
関東の大学ソウルフード、千葉県の次は埼玉県です。

よくライバルと言われる千葉と埼玉ですが、千葉県に住んでいるから千葉が先じゃ!としたわけではなく(わけではある)、千葉県に住む前に埼玉県に住んでいた身としては埼玉も大好きなのです。

私が住んでいたのは久喜市。住んでいる時に東京理科大学の久喜キャンパスができました。
出来た当時は小学校6年生。中学受験も全く知らないで育ったため、東京理科大学の価値を全くわかっていませんでした(恥)。中2の途中で千葉に引っ越して受験を意識するようになってから、久喜市にあった大学の知名度に気づいたという…💦。
その後、半蔵門線が伸びて中央林間から久喜まで一本で行けるようになるなど、利便性は高まりましたが、東京理科大は2016年に久喜から撤退。跡地の活用方法を巡って議論があったようですが、今年に入って一応の決着を見たようです。

閑話休題。大学のソウルフードに戻りましょう。


埼玉大学

埼玉大学

ノーベル賞受賞者を輩出したことで注目が集まった埼玉大学。
もともとは常盤と北浦和(ややこしいのですが、ここも住所は常盤)にキャンパスがありましたが、今の場所に統合されました。

まず、大学正門前のこちら。

Be-PLANT

1980年創業ということで、長く埼大関係者に愛されてきた洋食屋さんです。

なかなかインパクトのある看板。
写真は知人のコンサルタント・瀬田崇仁さん提供

「雑草は美味なり」という言葉を掲げ、雑草の魅力に注目が集まっている2023年春に通じるフィロソフィーを打ち出してきたお店。ランチプレート1000円でスープや飲み物などが色々ついてきてお腹一杯食べられるようです。


同じく瀬田さんご提供の写真!

で、やはり外せない町中華はこちら。

中華料理 昇華

開店は2014年と比較的最近ですが、セットのコスパが最強!と名高い町中華。
歴史の長さも大事ですが、やはり学生が気にするのは安さと美味さと量。ニーズに応えられているというのは強いですね。

らーめん 梵's 埼大前本店

埼大の学生さんからご推薦いただいたのがこちら。
所謂二郎系ラーメンですが、以前はもう少し東側で営業していたのを、埼大正門前に移転してきたとのこと。
ちなみに、もとの場所は「旨辛味噌らーめんぼんず」になっていて、こちらも人気のようです。
珍しい店の名前は、社長さんが惚れ込んだラーメン店の名前が「骨」だったことからつけた、ということ。

骨………? 骨だと?

私が大学生の時、慶應仲通り商店街の中に、店の入り口に牛骨をぶら下げているラーメン店がありました。壁は黒塗りで店名の記載もないため、私たち学生はその店のことを「骨」と呼んでいました。
所謂頑固おやじのお店で、携帯電話使用厳禁。ということで心して入っていったのですが、塩ラーメンが超絶品!薄くスライスされたチャーシューがトロットロで溶けていく感じがたまらない逸品でした。
慶應というと、もちろんラーメン二郎が最大の人気店だったわけですが、時には方向性の違う味も食べてみたくなるわけで、よく通っていたのを思い出しましたが…。まさかここだったりするのか?と妄想してしまいました。
真実やいかに?(真相が判明したら加筆します笑)

また、ソウルフードとして名高かった「味処 仲勝」は8月末で閉店してしまったそうです。

駅の方まで行くと、北浦和にあるのがこちら。

百歩ラーメン 北浦和店

学生には大喜びのトンコツラーメン!
百歩ラーメン発祥のお店ですが、奇しくも埼大の以前のキャンパスである浦和北公園(旧制浦和高等学校)のそばにあります。

北浦和駅の反対側には新制の浦和高校があり(しかも県立・市立の両方とも)、文教都市・浦和の象徴ともいえるエリアなのかもしれませんね。

近くに高校も多い北浦和駅前。賑わっています。

また、北浦和でもう一店、情報をいただいたので追記します!

娘々

駅の東側にある、スタミナラーメンで有名なお店です。
いいですね~

この記事を読むと、北浦和の、というか埼玉のソウルフードというテンションです!

東側といえば浦和高校のある方ですが、
浦高生も学校帰りに立ち寄ったりしているのでしょうか?
千葉高は近くに飲食店があまりなかったので、
(県庁の職員さんや大学病院関係者を意識したと思われる飲み屋はいくつかありますが)
学校帰りに繁華街があるというのはちょっと羨ましいです(笑)。
(ただ、八千代や佐倉から京成線を使って通学してくる生徒は、繁華街の近くを通っていました)

立教大学新座キャンパス

立教新座といえば、やはりこちら。

梅香軒

長嶋一茂さんが立教大学野球部時代通っていたことで有名なお店です。
想いが溢れるこちらの記事もご覧ください。

多くのペナントが、立教大学関係者に愛されていることを象徴しています。
都心と郊外にキャンパスを持つ大学の場合、どうしても郊外のキャンパスの方は地域との繋がりが薄くなりがちな印象があります。しかし、立教の場合、野球場を新座キャンパスに設置したことが奏功したと言えるのかもしれませんね。

獨協大学

草加市にある獨協大学。

獨協大学

戦後の設立ですが、外国語教育で定評があります。
最寄り駅は長く「松原団地駅」でしたが、2017年に「獨協大学前駅」に名称が変更されました。

そんな獨協大学のソウルフードは、こちらでしょう!

陣太鼓

出ました、町中華!
ラーメン店ですが、肉丼が有名とのこと。
一見すた丼のようにも見えますが、ニンニクは入っていないようなので、その後の予定がある方も安心して食べられそうです。

同窓会のブログでもお薦めされているソウルフード。
前回獨協大学に取材で伺った際には先生とお蕎麦を食べたのでスルーしてしまいましたが、次は食べねばと思います。

天野貞祐と石橋湛山

話は少し逸れますが、前職在職中、獨協大学の創設者、天野貞祐の評伝を担当しました。同じ年に、戦後に首相を務めた石橋湛山の評伝も担当しています。

ともにミネルヴァ日本評伝選に入っています

知名度も活動領域も全く違いそうな二人ですが、実は結構似ているのかもしれません。二人とも1884年(明治17)生まれであり、ともに札幌農学校出身の教育者の影響を受け(天野は内村鑑三、湛山は大島正健)、天野は一高から京都帝大へと進み、湛山は早稲田へと進みます。
帝大、私学と学校は違えども、二人とも哲学科出身というところも同じであり、天野は哲学者として、湛山は経済ジャーナリストとして活躍、戦後はそれぞれ吉田茂内閣の閣僚として活躍します(時期は微妙にずれていますが)。

その後、天野は64年に草加市に獨協大学を設立、湛山は立正大学学長として在任中の67年に熊谷市に新キャンパスを設置しています(しかも、この間首相を務めているという…)。

天野貞祐と石橋湛山。官学と私学、カトリック(天野は亡くなる直前に受洗)と仏教(湛山は日蓮宗)、拠って立つものは真逆のように見えますし、規範を重んじたカント主義者の天野と、自由を愛した経済ジャーナリストの湛山では、表向きの主張は違うようにも見えます。しかし、同時代のインテリゆえの共通点なのか、骨太な思想と教養を持ち、さらには決断力を持つ人間の大きさに、つい惹かれてしまいます。
その二人の共通点に、埼玉に大学のキャンパスを開設したという点があったことに今まで気づかずにいました。

そして、湛山が学長を務めた立正大学の熊谷キャンパス、母校の早稲田大学の所沢キャンパスともにソウルフードの情報が入ってきません(汗)。

詳しい方、是非教えてください!!
(最後、マニアックなまとめ方になってしまった…苦笑)

以下の大学などの情報もお待ちしています!!

防衛医科大学
埼玉県立大学
埼玉医科大学
浦和大学
尚美学園大学
十文字学園女子大学
日本薬科大学
日本工業大学
東洋大学(川越)
駿河台大学
西武文理大学
東京国際大学
平成国際大学
埼玉工業大学
ものつくり大学

次回はいよいよ都内突入!!


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