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トレーニングボリュームをコントロールする

梅雨時期は体育館のフロアコンディションが滑ってよくないことが多いと思います。エアコンや除湿できるシステムがある体育館はほとんどありません。

このような日の場合、激しい切り返すような動作は難しいため、
シュート練習などになりやすいのではないでしょうか?

これがもし、週末に試合を控えているチームの場合、
トレーニング指導者としてどうしたら良いのかを考えました。

週末に試合を控えている場合、
多くの場合は、1週間の中間あたりに
練習強度を上げた練習を入れておきたいと思います。

試合に対しての準備と持久的能力を低下させないこと
試合までにしっかりとした回復の時間を考慮すると
ここで強度を上げておくことになります。

これが、湿気などの環境により強度が上げれなかった場合、
翌日にその練習を持ち越したとすると、
回復にかけられる期間が短くなり
試合で調子が上がらない可能性もあります。

バスケットで負荷をかけることは難しいですが、
トレーニング指導者ができることとしては、
コートでの切り返し動作などを入れずに
強度を上げられるトレーニングを入れる必要があると思いました。

例えば、
その場でできるようなサーキットトレーニング
パワーマックスなどのバイクトレーニング
ランニングマシンを使用したフィットネスなど

色々な状況を想定しながら練習を計画していますが、
急に変わることもあると思います。

そのような時に臨機応変に対応できるのかも、
トレーニング指導者にとって重要な能力ではないでしょうか。

練習の強度が足りているのか、
予定している負荷がかかっているのかを
知ることができる一つの方法として心拍数の測定があります。

トレーニング指導で関わっている
福岡大学女子バスケットボール部でデモで実施してみました。

選手からも「私の数値はどうですか?」と
数値化され興味津々でした。

監督・コーチが1年や1ヶ月、1日と綿密な練習計画を立てられていると思いますが、その計画が上手く進んでいるのかるのかを振り返れる方法の1つだと思います。

強度が高すぎても怪我をしてしまうし、
低すぎてもパフォーマンスが上がらないなど、
本当に難しいことだと思います。

練習中のGPSや心拍測定などがその指標して
もっと活用できるようにしていきたいと思います。

ご協力いただきありがとうございました!
チーム・選手のためにできることを提案していきます。


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