看板を守るも傷つけるも自分

こんばんは!
天職実現アドバイザーの吉枝瞳です。
 
以前、私の買い物は、
お客さま対応重視だということを書きました。
お客様対応と同じくらい大切なのが、
プロとしての専門性やスキルだと感じています。
 
少し前に経験したお話です。
しばらく使っていなかった腕時計を使おうとしたら、
電池が切れていました。
 
時々行くスーパーの2階に時計屋さんがあり、
以前何回か、
そこで電池交換をしてもらったことがあるのを思い出し、
休みの日に行ってみました。
 
以前はその場で交換してもらえたのですが、
サービスを縮小しているのか、
今回は、電池が珍しい型なので、
メーカーに在庫を確認し、
あったらそれを取り寄せて・・・と、
うまく行ったとしても、かなり時間がかかりそうです。
 
子供の受験に持たせたいと、
腕時計の電池交換は少し急いでいたので、
ちょっと遠い個人経営の時計屋さんに行きました。
 
すると、
本当に交換してくれのかな?と思うくらい、
あっという間に、電池交換が終わりました。
 
おまけに、時間もぴったり合わせてくれていて、
腕時計自体もピカピカです。
 
お店の前に貼りだされていた
時計の電池交換の値段は1000円でしたが、
私は、2000円でした。
 
事前に確認してくれるとさらによかったなとは思いましたが、
通常在庫が無いような珍しい腕時計でも
専門スキルとスピードで
とても質の高いサービスを提供して下さったので、
大満足でした。
 
以前の自転車屋さんと同様に、
個人名の看板を掲げているこのお店ですが、
自分で自分の看板を傷つけていた自転車屋さんとは対照的に、
まさに、自分の腕で、
看板を守っていると実感しました。
 
私も、プロとして、
お客さまにご満足いただける
専門スキルとお客様対応を提供し続けたいと思います。
 
↓以前の投稿はこちら
*************************
以前にも同じようなことを書いたことがありますが、
私は、買い物をする際、
かなり、お客さま対応重視です。
 
金額がそれほど高くない日用品でも
その傾向はありますが、
数万円以上の商品ならなおさらです。
 
私は日頃、
近所(といっても、かなり広範囲…)の移動は
ほぼ自転車です。
 
6年近く乗っている愛車が、
いよいよガタがきてしまっているので、
新しい自転車を探すことにしました。
 
まず、行ったのは、
これまで何回か、
修理やタイヤ交換でお世話になっている、
ちょっと離れたスーパーの一角にある自転車屋さんです。
 
口下手だけど、自転車への愛が溢れる、
店員さんを話すのは楽しかったし、
色々アドバイスをくれるので、
お気に入りのお店です。
 
でも、行ってみると、お店がありません。
とてもショックなことに、今年の1月で、
そこの自転車ショップは閉鎖になっていたことを知りました。
 
ネットで買ってもいいけどなあと思いながら、
実物を見たい気持ちもあり、
別のお店に行きました。
 
中に入ったことはないけれど、
時々前を通ったことのある
更に遠くの自転車屋さんです。
 
お店の名前にも個人名が入っている、
個人経営のお店です。
 
外に展示してある自転車を見ていましたが、
奥にいる店員さんは出てきてくれないので、
「こんにちは!」と声をかけて中に入りました。
 
私はその時、
私が自転車に求めるものや、使用状況を聞いて、
それに合ったお勧め自転車を教えてほしいという、
恐らく、至極普通の期待をしていました。
 
でも、店員さん(=一人しかいませんでしたが、多分店長さん)は、
お勧め自転車を教えてくれるどころか、
私の方に近づいても来ないし、
話しかけても来ません。
 
それまでやっていた何かの作業を、
そのまま続けています。
 
明らかに、あの時点で、
私の接客をすることより、
優先順位は低そうです。
 
10分くらいでしょうか、
私は一人で、自転車を見ていました。
 
狭い店内ですので、
私がうろうろしているのは、
明らかです。
 
いつ話しかけてくれるのかなと思いつつ、
いつまで経っても来ないので、
そのまま帰ろうかとも思いましたが、
せっかく足を延ばしてここまで来たし、
自転車はすぐにでも欲しいので、
私から声を掛けました。
 
「近所で乗ることが多いのですが、お勧めはありますか?」と。
 
すると、驚いたことに、
その方からの答えは、
「その人によります」以上。
 
その人によるなら、
私の使い方とか、自転車に何を期待してるとか、
もっと細かく聞いてくれてもいいんじゃない?と思いました。
 
売る気あるのかな?とも
思いました。
 
小さな個人経営の自転車屋さんに、
1日に何人のお客さんが来店するのかわかりませんが、
わざわざ来て、お勧めまで、自分から質問しているお客さんは、
買ってくれる可能性はかなり高いと想像できます。
 
そして、次に言った言葉がまた衝撃的。
「店の前に並んでるのなんかは、
安いですが、使い捨てのような自転車です。
ブレーキ音がキーキー言ってとてもうるさい。」
 
確かにスペックは低いのかもしれないけど、
自分の店で扱っている商品をそんな風に言うなんて、
私は信じられませんでした。
 
例えば、
「ブレーキ音が多少キーキー言いますが、
あまり気にならないようであれば、
お求めやすくお勧めです。」とか、
言いようがあるよなあと思いました。
 
店内にある別の自転車の値段を聞いたら、
「それは高いですよ」と脅すように言って、
奥からカタログを持ってきて、
それを広げました。以上。
 
できれば今日中に買いたかったので、
もう少し自転車を見ていましたが、
ここで買うと、またこの人とやりとりするのか・・・と思い、
それは無いなと、
「ありがとうございました。」と言って、店を出ました。
 
単なる冷やかしか!という顔でこちらを見ていましたが、
本気で買う気があったのに、
購入しなかったのは、
あなたが原因です!と心の中で叫んでました。
*************************

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?