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それは全て、あなたが決断したことです。

アドラー心理学の中に、
自己決定性というものがあります。

「人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく、
自ら運命を創造する力がある。」
「人間は、自分自身の人生を描く画家である。」
とも言っています。

以前、悩みについて、
下記の3種類に分けられて、
悩む価値のあるものは、
1のみと書いたことがありますが、
まさに同じことを言っていると思いました。

1.自分の力で解決できる悩み
2.自然に解決される悩み(時間が解決してくれる)
3.自分ではどうにもできない悩み

自分ではどうにもならないことを
悩んでも意味がない、

そこはそういうものと、
良い意味で割り切って、
与えられた条件、環境の中で、
自分がコントロールできるところに
注力するというものです。

自分で主体的に考えて決めることはもちろん、
誰かからアドバイスをもらって決めたことも、
そのアドバイスを受け入れると決めたのは自分、
もうどうしようもないからと思って諦める場合も、
その諦めるという決断をしたのも自分。

「世間的に、△△△△△△するとあまりよく思われないから、
△△△△△△しない。」

「みんなXXXXXXXしているから、XXXXXXXする。」

これらも、
世間や周囲の状況を言い訳にしているだけで、
最終的に決断しているのは自分です。

よく言われますが、
他人と過去は変えられないけど、
自分と未来は変えられます。

自分が変えられる部分に焦点を当てた方が、
ストレスが減ります。

自分の行動や考え方なら、
自分の気持ちや意欲次第で、
どうにかできる可能性がありますし、
変化を起こせます。

私もこれまで、
「誰々が理解してくれない」とか、
「なんでわかってくれないんだろう」とか、
知らず知らずに、
自分でコントロールできないところを変えようとして、
大きなストレスを感じていました。

すぐに完璧にできなくても、
これを頭の隅に入れておくことで、
「あ、そうだった!」と気付いて、
自分の考えや行動を軌道修正することができます。

心理学は難しいなと思っていたけれど、
部分的にでも、日常生活に活かせると、
ストレスが減り、
生きやすくなるかなと期待しています。

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