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「食わせてやってる」って、言われる前に‥。

長いこと専業主婦してたので、
専業主婦をせざるを得ないことも
色々、家庭ごとに事情があるも
理解しているつもり。

ただ、専業主婦に憧れる
若い女性が一定数いると聞いて、
これを書いてます。

私の娘が、自分の思い描いたとおりの
会社に就職した時、
私の母も含め、高度成長期に
専業主婦していた女性たち、
全員に、
「就職おめでとう」ではなく、
「女性の幸せは、誰と結婚するか
 だから」と、驚くほど同じことを
言われました。

女の幸せは、
「男しだい」ということらしい。

しかし、それは、何十年も前に
終わった話。
前述した「誰と結婚するか」と
言っていた女性たちは、
高度成長の日本が産んだ、
幸せのモデルのような女性たち。

成長しなくなった日本では、
同じようにはいきません。
専業主婦は、リスクも大きいのです。

旦那さんが、ずっと、
家族全員分稼げることが
絶対条件。
病気もせず、
勤めている会社の業績が良く、
ずっと安定していて、
夫婦仲もずっと良い。
もちろん、この状態を
何十年も続けられる
夫婦もいるのでしょうが、
ハードル高いですよね。

そして、家にいることが多い、
専業主婦は、時間があると判断され、
家事、育児、介護、ご近所のこと、
PTAの役員とか、
無償労働を、高確率で、担うことに‥。

挙句の果てに、
自分の意見でも言おうものなら、
「俺が食わせてやってんだから、
 文句言うな!」なんて、
言葉をあびたりして。
そこまで、あからさまでなくとも
それに近いことを
経験している専業主婦は
多いと思いますよ。

今は、在宅でも
社会と関われる時代。
自分の世界を作り、
自分で稼ぐチャンスを
掴んでいって欲しい。

まだまだ、男社会の日本だからこそ、
女性にも経済力が必要なんです。
経験者は、何度も語ります。

自由とお金は、一体です。

専業主婦には、リスクがないような
風潮が気になります。

世の中、変わってきているから、
そんな、おばあちゃんの気がかりが、
杞憂であったら、それでいい。


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