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情熱所長「本当の叱り方」VOL.3 ~自己開示していますか~

前回は、情熱所長が部下とのやりとりでいつも剛速球を投げていたことを反省し、部下が受けとりやすいように「心のキャッチボール」をしようと心に決めました。

では、今回はどんな話になるでしょうか。
はじまりはじまりです。

吉田部長
「情熱所長、調子はどうかな。
ここまでのおさらいをしてみようか?」

情熱所長
『そうでうね!
人はそれぞれ違う。
だから、まずは違いを知るということ
心のキャッチボールをして、
部下とコミュニケーションすることですかね。
いつも剛速球を投げていたので反省です!』

「やってみてどうかね?」

『自分では部下の違いを知り、
部下にあったボールを投げているつもりなんですが
まだまだ様子を見られているように感じます』

「それは、なぜだと思う?」
『う~ん、分かりません!』

「私にも同じ経験があるんだ。
自分のことをもっと部下に分かってもらわないと、
なかなか心を開いてくれないんだ。
まだ、部下たちは情熱所長のことをどんな人なのか様子をみているかもしれないな!」

『私が、どんな人かってですか?
もう分かってくれていると思いますが!?』

「情熱所長から部下のことを聞くだけになっていないかな?」

『そういえば!』

「まず、自分のプライベートのことや失敗談を話してみると良いよ!」
『え、自分のですか!』

「心を開きかけてくれた部下たちにさらに情熱所長がどんな人なのか、
自分もこんな失敗をしてきたんだと話して親近感を持ってもらうことが大事なんだ!
情熱所長もそうだったんじゃないか?」

『そうですね。
私も上司の趣味の話や失敗談を聞くと、
ああ、この人はこういう人で自分と同じような失敗をしてきたんだなと親近感を感じたことを覚えています』

「そうだろう。
だから情熱所長も、その辺を自分から話した方が良いよ!」

『そうですね。
私は釣りやとワインが好きで、
若い頃、測量で地盤を10cm間違えたことがあって、
当時の上司にみっちり叱られたことがあります」(笑)

「情熱所長だって若い頃にミスをしている。
そんな話を聞けば部下たちも情熱所長も同じ人間なんだと思ってくれるよ。
心のキャッチボールも大事だが、上司のオープンな気持ちも大切なんだ!」

『そうなんですね!
まだ、部下たちは私のことをどんな人なのか様子を見ているのですね!』

「部下が失敗したときも、所長も失敗したことがあると思えるだけで、
安心して情熱所長へ報告してくれるはずだよ!

だから、自分から積極的に自分のプライベートの話や失敗談を話せば、
情熱所長の人柄を分かってくれ心のキャッチボールがスムーズにできるようになるんじゃないかな!」

『やってみます!!』

今回の質問は、

≪ 自己開示をしていますか? ≫

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v

拙著『部下が変わる本当の叱り方』明日香出版社
から引用させていただいています。
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吉田裕児


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