2021年の末になって、世界のナベアツの凄さを理解した話
最近、2歳半の息子、つむぎにすごく好評なモノマネがある。それが、世界のナベアツの「3の倍数と3がつく数字のときだけアホになる男」だ。2021年の末にもなるという時期に突然のブーム再来だ。
車に乗って移動していると不意に、「〇〇どこぉー!1、2、3して!」とつむぎが言い出す。乗車時間が退屈で、あとどのくらいか知りたいという意味で言っているようだ。つむぎ王子の第二家来こと僕が「1、2、3、・・・・」と数えだす。ちなみに第一家来はもちろん幸枝さんだ。
しばらくはなんの工夫もなく普通に数えていたが、それに飽きてきた僕はふと思い立ってナベアツのマネをしてみた。「1、2、さぁーん、4、5、ろぉーーくぅ、・・・」。これが大ウケ。王子は大爆笑。このネタが一世風靡したのは2008年、13年越しのブームが我が家に到来した。
2歳の子供を持つ親になって改めてこのネタをやってみると、子供にウケるのは当然だとわかる。もう数ヶ月前のことだが、つむぎがすごい喜ぶ遊び方に法則があることをアイザック・ユキエが解明している。アイザックは次の3法則を見出した。
第一法則:なにかおもしろいことが繰り返されるのにすごく反応する(繰り返しの法則)
第二法則:繰り返されることを想像でき、実際にそうなるとより強く反応する(想像強化の法則)
第三法則:たまに繰り返しのタイミングをずらすとさらに強い反応を起こす(ずらしの法則)
これまでにこの法則が確からしいことは精密な実験により何度も示されている。まだこの分野には3法則が適応できない量子論のような発見はもたらされていない。
そして、世界のナベアツだ。3の倍数ネタは見事にこの3法則を満たしていた。3の倍数が来るたびに変な感じで数を叫ぶ(繰り返しの法則)、それは定期的に繰り返されるので想像しやすい(想像強化の法則)、さらに3がつく数字がイレギュラーに入ってくる(ずらしの法則)。これはつむぎにウケるはずだ。
つむぎの3法則が世の中の2歳児に適応できるか証明されていない。しかし、2008年のナベアツブームはこの証明に重要な実験結果をもたらしてくれていると言えるだろう。もしかしたらナベアツはこの世界に隠された法則を理解し、世界を導こうとしたマトリックスのネオなのかもしれない。さすが「世界のナベアツ」・・・。
最近はこんなアホなことを妄想しながら日々過ごしています。
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