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フードロスをテーマにインタビューを受けました。

高校、大学の後輩から突然のLINE。日本郵船に入って船に乗って世界中を回っているやつだ。会社の研修の一環でフードロスをテーマにディスカッションを続けているらしい。その中で、生産者にインタビューしたいということで白羽の矢が立ったらしい。

MacBookを開き、Teamsのリンクを開く。

画面の向こうには、ほとんど変わらない後輩の顔。後輩が言うにはぼくの方もあまり変わっていなかったらしい。

参加していたのは、後輩と一緒に研修を受けている会社のメンバー。中には海外の方もいる。

後輩の質問に答えていく形でインタビューを受ける。「どうして農業を?」「やってて印象深いエピソードは?」と言った話から本題に入る。

「農業をやっていてフードロスについて思うことは?」

正直なところ、農業の現場に立つぼくがフードロスというものを意識することはあまりない。一番ロスになるのは作ったものが出荷できないことだろう。その場合、残念ながら畑にすき込むことになる。そうなると肥料代、種代、労働時間が回収できないという金銭的な意味ではダメージがでかい。ただ、出荷できなかった野菜たちは畑に還り、また次の作物に使われることになる。野菜が頑張って作った光合成産物はロスにはならない。確かに投入したエネルギーがもったいないけれど、それは必ずしもむだではないのだ。

なので、フードロスは畑を離れ、流通に入ってからの方が問題になりやすいんじゃないかと思っている。実際に、スーパーで完全に売れ残ったぼくらの野菜を見たときは金銭的ではなく精神的にかなりショックではあった。

こんなようなことを話させてもらった。役に立ったかなぁ?

パッと英語で答えられない自分がすこし残念だったけれど。久しぶりに後輩と話せたのは楽しいものだった。

と、言うことで農学博士で、ベンチャー経験もあって、農業を始めたぼくでよければ、農業について、移住について、新規就農について、その他いろいろなことにお話しますよ。気軽にお声がけくださいませ!

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