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けっきょく長続きしないぼくが、2年間毎日noteを書き続けたらできていた「7つのルール」

 「日記書いているなら、noteにでも公開してみたら?」
 真っ白に凍りついた能取岬からの帰り道、そう、幸枝さんに言われたのが2020年の2月27日。それから、まる2年。正月だろうが、旅行中だろうが、毎日noteを書き続けている。これまでに書いてきた記事数は792本。思えば、こんなに休みなしにやり続けたことはないかもしれない。ぼくはけっこう飽きっぽいのだ。

 ちょうど二年たった今回、せっかくなので、飽き性のぼくがどうしてこんなに続けてこれたのか考えてみることにした。最初は3つくらいにまとめようと思ったのだけれど、羅列してみると7つあったので、今回はぼくのnoteの「セブンルール」!

1.大きな目的はなかった

 冒頭で触れたとおり、noteを始めた理由は幸枝さんに言われたからだ。noteにアップを始める前にも、美幌に移住後は毎日紙のノートに日記を書き続けていた。日記を書いていることに大した理由はなかった。「里帰り出産で離れていた幸枝さんに美幌での暮らしを伝えるため」とか「初めての経験を忘れないため」とか、「一人で暇な夜の時間のお供として」とかそんな理由だ。

 noteはその延長線上。幸枝さんに言われたことで、どこかのだれかに読んでもらうのも悪くないかなと思い、紙のノートからウェブのnoteに移動した。

 「絶対に痩せるぞ!」というダイエットや「一年後、私は英語がペラペラに!」という勉強はけっきょく続かなかったことを考えると、大きな目的もなくふらっとはじめたのが実はよかったのかもしれない。

2.基本的に夜、疲れているときは朝

 noteを書く時間はだいたい決めている。基本的には夜、つむぎが眠ってから。起きている時間にMacを開こうものならニコニコしながら寄ってきて「これ、ぼくの!」と遊び始める。なので、必然的にnoteを書く時間は息子が寝ている時間になる。「今日は疲れたなぁー、寝ちゃおっかなぁ」というときは翌朝書くようにしている。
 こういうリズムで書いていると更新期間が丸一日開いてしまうことも多々ある。なのでnote内の連続更新記録はちょこちょこ途切れてしまうけれど、まあ、それは気にしないようにしている。

3.優先度はけっこう高め

 noteを書くことの優先度はけっこう高め、「三度の飯」と「急ぎでない仕事」の間くらいの位置で捉えている。ちなみに「急ぎの仕事」は「三度の飯」の上位、「自分の趣味」は「急ぎでない仕事」と同列くらいがぼくの脳内ピラミッドだ。noteを書くことは幸枝さんの理解も得ていて、「ちょっとnoteを書いてもいい?」でつむぎと遊ぶことを変わってもらうこともできる。

 このくらいの優先度だと、書く時間が全くとれない、ということはほとんどない。

4.書けなかった日はあっても、書かなかった日はない

 とはいえ、長く続けているとその日の夜も、翌日の朝も書けないときがある。そんな書けない日は少し気持ちが悪いが「まぁ、そんな日もある」と、割り切るようにしている。ただ、書けなかった日はあっても書かなかった日はないようにしている。連続投稿記録は何度も途切れているけれど、2020年の2月27日から今まで全ての日について1記事は書いている。

 「ここ最近、ずっと一昨日の日記を書いているなぁ」なんてこともあったがこれだけはやめなかった。途切れさせてしまうと、きっとどんどん書かなくなっていきそうな気がしている。だから書けなかった日はあっても、書かなかった日はない、というのが大事な自分ルールだ。

5.書く時間は15分から1時間

 毎日書くのだから、そこまで時間は書けないようにしたい。目標時間はMacに向かって15分。それくらいでアップまで終えたい。実際は30分くらいかかることが多いと思うが、文字数はだいたい400〜600字くらいの短めな日記にしている。ただ、今回みたいに長めのものを書く時は1時間を越えてしまうことも。でも、それはごくたまに。長く書くのは疲れるし、気合もいる。今回の記事も当日の夜ではなく、書くのは翌日になっている。

 気合を入れて書いた記事の、次の回はものすごく気合を抜く。前回長かったのだから箸休め、箸休め!

6.いつも、一日一ネタ探している

 記事の内容は特に決めていない。なんだっていいかなと思っている。それにしたって、なにも書くことがないと困ってしまう。 

 ただ、一日一個なにかを書こうと思っていると、意外と毎日一ネタくらいはあるものだ。なんなら、ネタが渋滞していることだってある。そのネタの中には「noteを書く」という前提がなければ気づかなかったことや、やらなかったこともあるかもしれない。

 毎日、なにか書きたいと思えることに気づける日々はいいなと思っている。東京で働いていた頃は必ずしもそうでなかったけれど、それはぼくの意識の問題だったのかもしれない。

7.読んでくれる人がいるのはとても嬉しい!でも、読んでもらっている人がいることは気にしない

 新規就農で新しい土地に移住、一人目の子どもも生まれた、というタイミングでnoteを始めたので、ぼくらのことを気にしてnoteを読んでくれる人も多い。ぼくの両親はもちろん、前職の仲間、そして美幌町で知り合った人たちなどなど。「note読んでるよ!」と言ってもらえるのはとても嬉しい。ぼくらの状況を知ってもらえることで、心の距離が近くなっている様な気がしている。それだけではく、新規就農や移住を考えている人や、ぼくらのことを取材してくれる人、それに道東で活躍している人から声がけをもらえることもちらほら。紙のノートからnoteに変えてよかったなと思う。

 読んでくれる人がいるのをすごく喜んではいるけれど、書くときに読んでもらっていることをそこまで意識していない。もちろん、「誰も不快な思いをしないように」とか、「無断で個人情報をさらけ出さないように」とかは気を付けている。ただ、「あの人はこんなことを読みたいかも」とか「あの人が見ているならこんな面を出しておきたい」とか考え出すときりがない。だから、今日も自分で「これ書こう!」と決めている。それを読んで楽しんでくれたら嬉しいけど、「興味ないなぁ」と思われたって気にしない。

まとめ

 ものすごく、長くなってしまったけれど、これがぼくがnoteを書き続けているうちにいつの間にか築き上げていた「セブンルール」だ。今シーズンから新規就農研修を終えて、営農開始。忙しくなりそうだし、この先どうなっていくかわからないけれど、このnoteは気負わずに、ずっと続けていけたらなと思っている。いずれ、つむぎがこのnoteを見つけて、「あのときのお父さんとお母さんはこんな感じだったんだなぁ」なんて知ってもらえると嬉しいなと思っている。

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