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北海道暮らしの理想と現実〜動物編〜

 北海道で暮らし始めてからもう2年。こっちに来る前は、東京のオフィス街で働きながら、いろんな理想を思い描いていた。その理想の一つが動物との出会いだ。

「北海道の大自然、きっとたまに遠くにキタキツネなんかを見かけて『るーるるる、るーるるる』とかやるんだろうなぁ。知床のナイトツアーでキツネもシカも見れたもんなぁ。すごかったなぁ」。そんな風に憧れていた。

 そして、現実。今日も黙々と全く終わらない、でも少しずつ進んでいるハウスづくりに取り組んでいる。パイプとパイプのコネクタを必死に付けながら、ふと顔を上げると。キタキツネ。「ちょっとそこの道具とって」と声をかけたくなるような距離。これが現実だ。

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 キタキツネは畑で作業しているとほぼ毎日遊びに来る。「ねぇ、ねぇ、なにしてんのぉ?あそぶ?」「ほら見て!このアスパラの上をポーンと飛べるんだよ!」と言わんばかりだ。距離も日に日に近くなり。もはやペット感覚。

 北海道暮らしは理想を上回る現実に直面する場合がある。

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