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3年間の新規就農研修修了式を終えて思うこと
2019年の4月に始まった新規就農の研修を3月末で全て終え、4月14日は修了式を開いていただきました。
35歳から始める3年間の研修。研修が終えたときには38歳。
「この歳で、3年間も無職の研修生になっていいのか?それも、食べていけるか確証のない農業という分野で・・・」
研修に入る前にぼくが思っていたことです。
3年間を終えてみて、やっぱりあのとき踏み出していてよかったなと感じています。
3年間は長かったようでもあり短かったようでもあります。東京ではあれこれとチームメンバーに指示を出し、決定し、教えることの多い生活でした。それが一転して、いろいろと教えられ、指示を受けながらすごす3年間は少し心地よかった気さえします。
この研修の期間は、農業について様々な実体験を得ることができました。トラクターの運転、機械の整備、ビニールハウスの建設、野菜の栽培、収穫、販売。特に自分の畑で実践していた3年目は、主力作物のレタスが出荷できるレベルにならなかったり、直売コーナーに出した野菜がおどろくほど売れなかったり、ぼくらにとっては本当に衝撃的な経験をすることもできました。
気になる方はこちら↑を御覧くださいませ。いつの間にやら400本を超えています
この3年間に得たものは農業だけではありません。猫のような俊敏さと愛嬌を持つ幸枝さんに引っ張られるようにして、道東地域に様々な人のつながりを築くことができました。美幌に移住を決めたころ、「農業だけでなくこれまでの経験を生かした仕事もできたらいいね」と夫婦で話していました。当時漠然とした願望でしかなかったそれらのことは、幸いにも想像していたよりはやいペースで実現できています。ぼくらのこと受け入れてくれた皆さんには本当に感謝しています。それと幸枝さんにも。
わかっていたことではありますが、研修を終えた今、ぼくは38歳になっています。38歳で一年生。四十にして惑わずってホント?という生き方をしていますが、美幌での3年間の経験はきっとぼくらの人生を豊かなものにしてくれているはずです。この経験も生かして、なにが起きようとも「たくましく進もう」と思う修了式だったのでした。
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ちなみに、同日、幸枝さんは「野菜ソムリエ」に進化しました!彼女の進化は留まることを知りません。
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