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ブロッコリーの育苗土を変えたらひどいことになった話

たまに来る営業さんのおすすめで新しい土を使ってみたら、残念な結果になった。

さいこうファームの主力野菜はブロッコリー。最近では2日おきに収穫し出荷している。現在は収穫と同時に定植も行っている忙しい時期だ。

今日は午前中に収穫、午後に畑づくり、夕方に定植とブロッコリーの農作業な一日。最近は畝作りも安定してきて野菜移植機の動作も順調、定植にかかる時間もだいぶ短くなってきた。

しかし、今回のブロッコリー苗はそうは行かなかった。苗の出来が最悪。大きくなってもいないのに、老化してしまったかのようなくすんだ葉色。セルトレー中の根の状態もひどく、抜き取ろうとすると根がぷつっときれて土が付いてこない。「これは、ちゃんと成長してくれないだろうなぁ」と定植時点でわかってしまう出来だ。

このステージの苗だけ特別に悪い。種まき、水やり、育苗期間はいつもどおり、特に失敗した部分もない。唯一違うのが育苗土だ。

営業さんの「こっちの方が安いよ」のおすすめにのり、二袋だけ買ったいつもと違う土。発芽率に大差がなかったので問題ないかな?と思っていたけれど、育苗後期でこんなにも差が出てしまうなんて・・・。

「あぁ、いつもの土を使っておけば良かった」

農業資材の良し悪しは結果が取り返しのつかない時点でようやくわかってくるから、新しいものを試しづらいなぁ。やっぱり大きく変える前に小スケールできちんと実験する必要があるな。

いまのところブロッコリーの育苗土は「スミソイルN-150ロングアルファ」が良いです。

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