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未だにどこか受け止めきれていない一日

いろいろなことがあり、未だにどこか飲み込めない一日だった。

朝一、奥の路地畑に我が家の赤いトラクターで向かう。ブロッコリーを育ててみるための畑づくりだ。昨日肥料をまいた畑にゆっくりとロータリーをかけながら辺りを見回す。相変わらず緑肥の生え方は場所によってかなり異なっている。

家に戻りしばらくすると、後志のアルーダで購入したロータリーマルチャーが到着。これでついに自分のトラクターでマルチを引くことが可能になった!あとはトラクター前部につける施肥機が揃えばバッチリだ。マルチャーを乗せてきた巨大なトレーラーが我が家の庭先を上手に(ちょっとハウスの骨組みを引っ掛けながら)出ていくところを見送り、僕は出かける準備を整える。

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午後からは津別で取材だ。幸枝さんが何度か手伝っているドット道東の仕事を僕も手伝わせてもらうことになっている。

車を走らせ、美幌町の隣町、津別へ。まずはドット道東の中西さんと一緒に「西洋軒」でランチ。以前から気になっていたお店だ。特に幸枝さんが行きたがっていた。今回は別行動な幸枝さんは何よりもこのお店に来れなかったのをかなり悔やんでいる。

メニューを開くとどれも美味しそう、確か先輩農家さんはここの塩ラーメンがスキと言っていた。ちょっと悩んで豚丼を注文。中西さん「十勝より旨い!」の殺し文句で決まりだった。

打ち合わせの様な、近況報告の様な話をしている内にでてくる豚丼。確かに美味しそう。肉も多いし、ご飯も多い。

一口食べる。

旨い。味も肉の柔らかさも、「豚丼」の響きに求めているものだ。美味しい豚丼を頬張り満足したらいよいよお仕事。

津別の人と町を見て回る。以前、つむぎを連れて来たことがあったつべつ木材工芸館「キノス」の奥にはいろいろな面白いフィールドが広がっていた。この辺りのことは、取材記事としてそのうち公開される予定なので、そちらに任せようと思う。

さて、取材の裏番組でもう一つのことが起こっていた。これが僕がうまく飲み込めていない一番のことだ。

先輩農家さんが、ぼくらの畑のレタスの様子を見に来てくれていた。僕は津別にいたので、幸枝さんが同行して話を聞く。

結果としては、最初の一月分のレタスはすべて出荷できないとのことだった。球の大きさもあまり良くなく、特に問題なのが葉先が枯れるチップバーンが深刻だったようだ。確かに、自分で見ても葉先の枯れが目立つなぁとは思っていた。

先輩農家さんが考える原因は、「ここ最近全く雨がふらずに干ばつが続いていたこと」もしくは「この畑の土質」にあるんじゃないかとのこと。

土質、かぁ。確かに良くないもんなぁ・・・。

そんな気持ち。未だにうまく受け止めきれていない。

さて、どうするかなぁ。
とりあえず記事を書くか!

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