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北海道は「子育てに最高だよね」がなんとなく腑に落ちた朝のお散歩

毎朝のお散歩が息子の日課だ。どこまでも、どこまでも、トコトコ、テクテク歩いていく。

朝6時半、朝ごはんを食べたら「お外、いく」と、お散歩モードにギアを入れるつむぎ。お散歩モードに入るとお着替えにも積極的。「お着替え、する」と言って、着替えを探し回り、バンザイして速やかな着替えに協力。

着替えが終わると、いざ外へ。まずは倉庫周りを探索。何台か働くクルマの運転を楽しむ。

次はハウスだ。マルチの上に作ってあるトンネルが最近のお気に入り。緑のマルチをドンドコ歩いてトンネルの下を何度もくぐる。このトンネルの骨、ささくれが手に刺さりやすいので、後ろで見ている僕はハラハラ。触らずにくぐるのが楽しいみたいなので、まあ大丈夫だろう。

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我が家のハウスの後は、大家さんのハウス。大家さんに「おはよう」の挨拶をして、ハウスの縁に植えてあるいちごの生育を観察する。今日は一粒だけ出来ていた、今年の初いちごをもらって上機嫌。

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つむぎのお散歩はまだまだ続く。今日はこども園もないので時間の余裕はたっぷりだ。

我が家の敷地を出て、お隣さんの敷地に侵入。いつもならここでしばらくトラクターを見ていくところだが、今日は早めに作業に向かったらしい。つむぎもちょっと立ち寄るだけで、さらにその先へと歩を進める。

そこから先は広大な畑地帯。一番手前には僕が研修をうけているみらい農業センターの畑が広がっている。

畑の縁で見つけた、マルチの切れ端が今日のおもちゃ。頭の上に掲げては、ひらひらと舞っていくマルチを追いかける。

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マルチ遊びに満足した後は、目の前の広い広い畑に興味が移る。トコトコ、テクテク。畑の奥へ。

広い畑の中、ぽつんとこちらの様子を伺う、パジャマ姿の小さなつむぎ。畑にちょこんと立ち尽くすその姿はまるで畑の妖精だ。

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「つむー、お家帰って、チョコレート食べない?」
なかなか家に帰ろうとしないつむぎ。最後はいつもチョコレートで釣り上げる。今日も充実した朝のお散歩だった。

北海道に移住を決めた時。友人や同僚から、「子育てには最高な環境だよね」と、お決まりの様に言われていた。当時は、あまりその意味がよくわからなかった。ただ、畑の妖精になっているつむぎを見ると、「あぁ、こういうことだったのかな」と思うのだった。

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