幼稚園が始まり、我が家はニューノーマルに突入

朝7時53分、家の前に黄色いバスが到着。今日からつむぎは幼稚園バスで登園だ。

乗り物大好き、バス大好きのつむぎ。ただ、今日は久しぶりの登園ということもあり複雑な心境の様子。

バスから降りてきた先生は、園の中でも特に優しそうな先生だ。ぼくと幸枝さんと櫂に見送られ、先生に促され、流されるようにバスに乗車。家の前をぐるっと回ってバスは幼稚園に向かって行った。

幼稚園怖いーとごねてみるつむぎ

先生に優しく付き添われて渋々バスの中に向かいます

不安気に幼稚園に出発

スムーズ！
初日は想像していた以上にスムーズ。朝は早いけど、幼稚園バスってめっちゃ便利。クレヨンしんちゃんの中にだけ存在すると思っていた幼稚園バスを自分の家族が使う日が来るなんて感慨深い。

さて、ここからが勝負。久しぶりに仕事に集中できる時間だ。天気が良いので農作業を進めたいところだが、ライター仕事の緊急度が高い。

つむぎが起きる前の早朝に少しずつまとめていたメモは1万字を超えている。これをなんとか原稿にまとめねば。その後にも英文要約と取材記事作成が待ち構えている。今日はどこまで越えられるのか。がんばれ、今日のぼく。

つむぎが幼稚園で頑張っていることを思って、心を奮い立たせる。目標は午前中に1つ目の原稿作成を終えることだ。

猛然と文章を書き始める。

カタカタ、カタカタ、カタカタカタカタ。ふー。
カタカタ、カタカタ、カタカタ。ふー。
カタカタ。ふー。
ふー、カタ、ふー。
ふー。

うん、想像よりもスムーズでない。苦戦しながらもなんとか幸枝さんに見てもらえるレベルまで1つ目の原稿をまとめることができた。

気づくともうお迎えの時間。あーあ、もう少し進めたかったなぁ。

とはいえ初登園のつむぎの様子が気になるので、急いで準備を整え幼稚園へ。幼稚園後の預かり保育もお願いしているので、帰りは車でお迎えになる。

幼稚園に到着。どんな様子かドキドキしながら教室に向かう。元気に飛び出てくるつむぎ。どうやらとても楽しかったようだ。

よかったよかった。美幌での新しいいつもの暮らしが始まりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した４人と１匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします！
（登場人物）
ぼく：東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで８年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん：ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。２０１５年に結婚。
つむぎ：３歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ：２歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂：０歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。