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我が家から出るゴミが半分になった話

様々な批判を覚悟して、妻が大事にとっておいたケーキをこっそり食べてしまったことをビクビクしながら告白するときのような気持ちで正直に話します。

実は、プラスチックごみの分別をしていませんでした。

ある日、何人かで世間話していた時に、美幌町のごみ問題についての話題が。
「美幌町のゴミ処理場は想定よりだいぶ早く埋まってきてるらしいよ」
「人口割合で言うと、道内でも有数のゴミの量だってね」
「プラスチックごみを洗わない人がいるのが問題なんだよ」

「へぇ、そうなんですねぇ・・・」

みんなの会話に話を合わせて頷く僕。きっと誰にも気づかれていなかったと思うが、心の中は穏やかではない。
「プラスチックごみ・・・?洗うの??え、みんな分別してるの?ほほう・・・」
どうやら、プラスチックごみをきちんと分別して捨てるのは常識だったらしい。

その後、追い打ちをかける出来事が。美幌町の処理場に自分でごみを捨てに行ったのだ。美幌町のごみは焼却されずに、そのまま埋め立てられる。そのため、処理場には大量のごみがそのままの形で山となっている。カラスや鳶がその山の上を飛び交っているのはなかなかの衝撃映像。ディストピアとはこういうものなのかもしれないと思わせるものだった。

処理場からの帰り道、妻と二人できちんと分別することを決意。そこからごみの分別レベルを高めることにした。

やったのは2つ。プラスチック用ごみ箱を設置しプラスチックはリサイクルへ。コンポストを設置し生ごみは基本的にすべてそちらに投入。

我が家の分別レベルを上げてから一ヶ月。いくつかの変化が。

まず、今まで出していたごみのかなりの部分がプラスチックだったことに気づく。「あれもプラスチック、これもプラスチック。おうおう、これもか」。といった具合に、いろんなものがプラスチック用ごみ箱に吸い込まれていく。こんなに多かったのね・・・。

そして、コンポスト。これでほんとにいいのか?と思いながら設置し、適当に生ごみを突っ込み、日々適当にかき混ぜていたが。ある日、コンポストの中からモワッと蒸気が。無事に分解が進み始めたようだ。その日からは、生ごみを捨てるのが楽しくなってくる。投入されたものはあっという間に真っ黒に変化。きっとうまくいっているのだろう。

最後に、嬉しい変化が有料ごみ袋の使用量にあらわれた。1枚50円の20リットル袋を毎週2袋使っていたのが、ここのところギリギリ1袋ですんでいる。なんだか得した気分。

ということで、我が家から処理場に行くごみは、あっという間に半分になったのでした。ごみが減るのは結構気持ちが良い。もっと前からやるべきだったな。

それにしても、やっぱり、現場を見るのが一番学習効果が高いんだなぁ。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!ぜひ、気軽にスキやコメントお願いします!それだけで、これからもゴミが減らせそうです!

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