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「目標達成する仕組み」はPDCAノート

【「目標達成力」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

 目標(ゴール)が明確に見えていなければ、PDCAサイクルは方向性を見失ってしまう。つまり目標達成に必要なのは、PDCAサイクルに「G」を加えたG‐PDCAサイクルだと言えます。

「PDCAノート」

 G‐PDCAをうまく回すためには、「見える化」「仕組み化」「習慣化」の3つの基本ルールを押さえている必要があります。この3つをおさえたフレームが、本書で紹介される「PDCAノート」です。

【出所】NEXT WORK LABO「PDCA回したいなら、その手帳じゃダメじゃない?」

用意するのは、A4サイズ以上の方眼ノート、ペン、そして定規の3つ

 用意するのは、A4サイズ以上の方眼ノート、ペン、そして定規の3つ。このノートに「やりたいことリスト」「やらないことリスト」「ビジョンと目標」「年間計画GPS」「四半期3カ月計画GPS」「デイリー目標PDCA」「ウィークリーレビュー」の7つのフレームをつくることで、1冊のノートの中に「目標」「計画」「実行」「振り返り」をビルドインする点が特徴です。

やりたいことリストとやらないことリスト

 フレームの1つ目と2つ目の「やりたいことリスト」と「やらないことリスト」について紹介します。

「やりたいことリスト」を14年以上続けている

 先ずは100個やりたいことを挙げてみてください。意外と難しいことがわかります。2024年2月29日時点では287個中217個達成しています。

ぶちょうのしないことリスト10

 ぶちょうのしないことリスト10【2023年度版】を書いてみました。

 「やらないことリスト」には、目標達成を阻害するものを10個ピックアップする。
 例えば、「健康に過ごしたい」という目標があるのなら、その目標を阻害するものとして「夜更かしをしない」「夜遅くにカフェインは摂らない」といったものが挙げられます。
 ぶちょうのしないことリスト10【2024年度版】を書いてみました。

1 好きな方に対して何かやらかしても過剰に自分を責めない
2 好きな方の反応に過度にビビらない
3 電話には出ない
4 自分から電話をかける場合は(何らかのお願いが多いので)出来る限り丁寧に電話をする
5 自分から去った方或いは切った方はどうでも良いので脳から除外する
6 お菓子をほとんど食べない
7 アイスもほとんど食べない
8 世間を気にする自分を責めない
9 例え地獄に落ちても自分の選んだ人生だから自分を責めない、地獄も楽しむ
10 自分の期待以下の働きをしても相手を責めない

年間計画GPSと四半期3カ月計画GPS

 1つの目標を設定したら、達成したい期日から逆算し、それまでに何をするのかを年間計画と四半期3カ月の計画に落とし込むプロセスに移る。

1ゴール、3ポイント、3ステップのGPSを作る

 先ず年間計画では、先述した、1ゴール、3ポイント、3ステップのGPSを作ります。
 例えばゴールを「TОEIC700点を7月末までに獲得する」とするなら、3ポイントの1つは「勉強時間120時間」とし、3ステップの1つは「1日1時間」と落とし込むことが出来るでしょう。

具体的な行動として「3アクション」に落とし込む

 次に四半期3カ月の計画を立てます。ここでは、年間計画で書き出した3ステップをより具体的な行動として「3アクション」に落とし込みます。
 先述の例でいえば、「1日1時間」を達成するためのアクションの1つとして「朝カフェで30分」といったように書いていきます。

「1日4時間勉強」とか無理なことは書かない

 ここで重要なのは「1日4時間勉強」とか無理なことは書かないことです。  尚、計画を実行するにあたっては、計画を具体的な「予定」にする必要があります。

アクションをグーグルカレンダーに書き込む

 ここでのポイントは、行動するときの「環境」、つまり「いつやる?」「どこでやる?」を明確にしたうえで手帳やカレンダーアプリに書き込むことです。私はグーグルカレンダーに書き込んでます。

【参考】岡村卓朗(2018).「最短で目標を達成する!PDCAノート」.フォレスト出版