「才能診断」は『ストレングスファインダー』のみで良い
「大人になってから7つの『才能』の見つけ方」という本からです! よろしければどうぞ!
「才能診断を受ける」ことでも才能を見つけられる
「才能診断を受ける」ことでも才能を見つけられます。
「才能診断はとても有効です。」ただ、才能診断は間違った使い方をしてしまう人が多くいます。
その場合は、寧ろ自分の可能性を狭めることになってしまいます。また、「いろんな診断があるけれど、どれを受ければいいの?」と気になる人もいると思います。
そんな疑問をすべて晴らすために、ここでは以下の4つについてお伝えします。
1 才能診断の間違った使い方、正しい使い方
2 才能診断の分類
3 おすすめの才能診断
4 結果の活かし方才能診断の間違った使い方、正しい使い方
占いや診断に振り回される
診断結果の文章には、もっともらしいことが書かれています。
そこで「自分はこういうタイプなのか」と言葉で納得することはできるでしょう。
ですが、診断結果を「過去の自分の経験」とつなげることができなければ「自信」を得ることができないのです。
何故なら、それはお伝えしたとおり、具体的な過去の経験に支えられていない「才能」に対する自信はすぐに崩れてしまうからです。
正しい使い方は「診断の結果を、才能の仮説にする」こと。診断の結果は絶対視するものではなく、あくまで1つの判断材料として捉えることが重要です。
そうしないと、いつまでも占いや診断に振り回されることになってしまいます。
受けるべき才能診断と受けなくていい才能診断
才能診断や性格診断には大きく2つの種類があるということです。
1 「タイプ論」に基づく診断
2 「組み合わせ論」に基づく診断
私は『組み合わせ論』に基づく才能診断」をおススメです。
人間を4種類に分類できるわけがない
「タイプ論」に基づく診断は例えば「血液型性格診断」です。
しかし、人間を4種類に分類できるわけがないのです。
他にはMBTI診断は16タイプ、エニアグラム診断では9タイプなどに分けます。
タイプ論は大まかに人を分けるのに向いているのですが、自分を細かく理解するのにはあまり適してません。
また「あの人はあういう役割が向いているよね」と他人について考える時には使いやすいです。
このようにタイプ論にはメリット・デメリットがあります。
「組み合わせ論」の性格診断
「組み合わせ論」とは「複数の才能の組み合わせとして人間を捉えるものです」。
例えばストレングスファインダーという才能診断は、34種類の才能の組み合わせで「自分がどういう人間か」ということがわかるツールです。
「才能の組み合わせ」で自分を理解していくもので、トップ5の組み合わせだけでも3,300万あります。
自分を深く知りたい、細かく理解したいという方にはこの「組み合わせ論の診断」が最適です。
ちなみに私のストレングスファインダーの強みベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」です。
診断ツール活用の本質は全て同じ
では、才能診断の結果の活かし方について説明しましょう。
貴方がどのような「才能診断」「性格診断」を受けようと、それを活かすための考え方は全く同じです。
診断を受けた後の使い方
具体的な使い方を「ストレングスファインダー」を例に説明します。
ストレングスファインダーでは、34種類のうち自分が持っているトップ5の強み(才能)を教えてくださいます。
私のストレングスファインダーの強み(才能)ベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」です。
そのトップ5の強み(才能)に対して、2つの手順を行って下さい。
手順1 当てはまると感じる才能の文章を動詞で抜き出す
競争性の『コンテストで勝つために、相当な努力をします。』というのがかなりぶちょう感があります。ぶちょうの歴史そのもの、という感じです。
手順2 その才能が過去に出た経験を書く
大学卒業、大学院修士論文が専攻長賞受賞、英語・フィリピノ語スピーチコンテスト優勝、6年間学費免除などが挙げられます。
このように、解説文を読みながら過去の経験をどんどん思い出してください。
最後に 超おススメの「Gallup認定ストレングスコーチ」を紹介します
吉田さんです。「Gallup認定ストレングスコーチ」ですので、安心して推薦できます。
私のストレングス領域を工作
私のストレングス領域を工作してくださいました。大変感動しました。ここまで作る方はなかなかいらっしゃらないでしょう。
作者のストレングス領域はこんな感じで、「実行力の鬼」に見える作者ですが、意外と「人間関係構築力」と「戦略的思考力」の方が強いのが分かります。
極み付きは「Winner`s Card」
これは私のストレングスファインダーの強み(才能)ベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」から導き出した「将来」です。
「1位にこだわる学びと平和を愛するアグレッシブで親分肌なアーティスト」だそうです。
これはねえ、頂いただけで嬉しいです。
例えカードを元に実行しなくても「吉田さんがこれだけ真摯に自分の強み(才能)に対峙してくださったその事実」だけでも嬉しいではないでしょうか。
まとめ 本書と診断ツールを利用し、貴方の「才能」が社会で活躍することを願います
このように、うまく診断ツールを使い、ご自身の才能を見つけるのに役立ててください。
本書と診断ツールを利用し、貴方の「才能」が社会で活躍することを願います!
【参考】八木仁平(2023).『世界一やさしい「才能」の見つけ方」
. KADOKAWA