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「才能診断」は『ストレングスファインダー』のみで良い

「大人になってから7つの『才能』の見つけ方」という本からです! よろしければどうぞ!

「才能診断を受ける」ことでも才能を見つけられる

 「才能診断を受ける」ことでも才能を見つけられます。
  「才能診断はとても有効です。」ただ、才能診断は間違った使い方をしてしまう人が多くいます。
 その場合は、寧ろ自分の可能性を狭めることになってしまいます。また、「いろんな診断があるけれど、どれを受ければいいの?」と気になる人もいると思います。
 そんな疑問をすべて晴らすために、ここでは以下の4つについてお伝えします。
1 才能診断の間違った使い方、正しい使い方
2 才能診断の分類
3 おすすめの才能診断
4 結果の活かし方才能診断の間違った使い方、正しい使い方

占いや診断に振り回される

 診断結果の文章には、もっともらしいことが書かれています。
   そこで「自分はこういうタイプなのか」と言葉で納得することはできるでしょう。
 ですが、診断結果を「過去の自分の経験」とつなげることができなければ「自信」を得ることができないのです。
 何故なら、それはお伝えしたとおり、具体的な過去の経験に支えられていない「才能」に対する自信はすぐに崩れてしまうからです。
 正しい使い方は「診断の結果を、才能の仮説にする」こと。診断の結果は絶対視するものではなく、あくまで1つの判断材料として捉えることが重要です。
 そうしないと、いつまでも占いや診断に振り回されることになってしまいます。

受けるべき才能診断と受けなくていい才能診断

  才能診断や性格診断には大きく2つの種類があるということです。
1 「タイプ論」に基づく診断
2  「組み合わせ論」に基づく診断
 私は『組み合わせ論』に基づく才能診断」をおススメです。

才能診断整理表
【出所】八木仁平(2023).『世界一やさしい「才能」の見つけ方」(p.251). KADOKAWA

人間を4種類に分類できるわけがない

 「タイプ論」に基づく診断は例えば「血液型性格診断」です。
 しかし、人間を4種類に分類できるわけがないのです。
 
他にはMBTI診断は16タイプ、エニアグラム診断では9タイプなどに分けます。
 タイプ論は大まかに人を分けるのに向いているのですが、自分を細かく理解するのにはあまり適してません。
 また「あの人はあういう役割が向いているよね」と他人について考える時には使いやすいです。
 このようにタイプ論にはメリット・デメリットがあります。

「組み合わせ論」の性格診断

 「組み合わせ論」とは「複数の才能の組み合わせとして人間を捉えるものです」。
 例えばストレングスファインダーという才能診断は、34種類の才能の組み合わせで「自分がどういう人間か」ということがわかるツールです。
 「才能の組み合わせ」で自分を理解していくもので、トップ5の組み合わせだけでも3,300万あります。
 自分を深く知りたい、細かく理解したいという方にはこの「組み合わせ論の診断」が最適です。
 ちなみに私のストレングスファインダーの強みベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」です。

私のストレングスファインダー結果

診断ツール活用の本質は全て同じ

 では、才能診断の結果の活かし方について説明しましょう。
 貴方がどのような「才能診断」「性格診断」を受けようと、それを活かすための考え方は全く同じです。

診断を受けた後の使い方

 具体的な使い方を「ストレングスファインダー」を例に説明します。
 ストレングスファインダーでは、34種類のうち自分が持っているトップ5の強み(才能)を教えてくださいます。
 私のストレングスファインダーの強み(才能)ベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」です。
 そのトップ5の強み(才能)に対して、2つの手順を行って下さい。

手順1 当てはまると感じる才能の文章を動詞で抜き出す

 競争性の『コンテストで勝つために、相当な努力をします。』というのがかなりぶちょう感があります。ぶちょうの歴史そのもの、という感じです。

手順2 その才能が過去に出た経験を書く

 大学卒業、大学院修士論文が専攻長賞受賞、英語・フィリピノ語スピーチコンテスト優勝、6年間学費免除などが挙げられます。
 このように、解説文を読みながら過去の経験をどんどん思い出してください。

最後に 超おススメの「Gallup認定ストレングスコーチ」を紹介します

 吉田さんです。「Gallup認定ストレングスコーチ」ですので、安心して推薦できます。

私のストレングス領域を工作

 私のストレングス領域を工作してくださいました。大変感動しました。ここまで作る方はなかなかいらっしゃらないでしょう。

 作者のストレングス領域はこんな感じで、「実行力の鬼」に見える作者ですが、意外と「人間関係構築力」と「戦略的思考力」の方が強いのが分かります。

作者のストレングス領域

極み付きは「Winner`s Card」

 これは私のストレングスファインダーの強み(才能)ベスト5が「競争性・学習欲・達成欲・調和性・自我」から導き出した「将来」です。
 「1位にこだわる学びと平和を愛するアグレッシブで親分肌なアーティスト」だそうです。
 これはねえ、頂いただけで嬉しいです。
 
例えカードを元に実行しなくても「吉田さんがこれだけ真摯に自分の強み(才能)に対峙してくださったその事実」だけでも嬉しいではないでしょうか。

作者のWinner's Card

まとめ 本書と診断ツールを利用し、貴方の「才能」が社会で活躍することを願います

  このように、うまく診断ツールを使い、ご自身の才能を見つけるのに役立ててください。
 本書と診断ツールを利用し、貴方の「才能」が社会で活躍することを願います!
【参考】八木仁平(2023).『世界一やさしい「才能」の見つけ方」
. KADOKAWA