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毎年2月の戦い! 確定申告のやり方を説明します

 9年確定申告をやっている

 毎年確定申告をやっていて9年が過ぎましたが、まあ毎年の中で「嬉々としないイベント」の1つですね。

マイナンバーカードで収入割れているのに何故やる必要があるのか

 好きな方はいらっしゃらないでしょう。「マイナンバーカードで収入割れているのに何故やる必要があるのか」、と日々思います。

2月はフリーランスは謎の励まし合いと早く確定申告を終わった者のマウント合戦で終わる

 2月はフリーランスは謎の励まし合いと早く確定申告を終わった者のマウント合戦で終わります。「バレンタインデーで何とか2月のメンタルを維持していく」、みたいな。

 あと何か28日しかないのであまり働かずに済みます。それが2月の良い点です。

領収書を常にクリアファイルごとに分類しておく

 9年やって、1つだけライフハックがわかりました。「領収書を常にクリアファイルごとに分類しておく」です。

 家に9種類のクリアファイルがあり、家に帰ってから領収書を分類しています。

 そうしたら2月は実際3時間くらいで終わるので。まあそれでも3時間かかるんですけど。

freeeが良いのは分かっている

 freeeという会計ソフトが良いのは分かっているのですが、年を経ると「やり方をそんなに変えたくない」んですよね、良くないのですが。

確定申告が嫌ならサラリーマンで良いと本気で思う

 確定申告が嫌ならサラリーマンのままで良いと本気で思います。最終「税理士さんに全任せ」もありです。

メリットは還付があること

 確定申告のメリットを先に申し上げると、税金払いすぎの分が戻ってきます。これを「還付」と言います。毎年私は1-2万ぐらい戻っております。

確定申告が必要な方の条件

 以下の条件を満たしている場合は、確定申告をして納税する必要があります。

事業所得があった方(個人事業主・フリーランス)
不動産所得があった方
山林所得があった方
株式投資をしている方
給与所得があった方(サラリーマンでも確定申告が必要な場合も。後述)
退職所得があった方
一時所得があった方
雑所得があった人(年金、事業的規模でない副業による所得などがある場合:20万以上)

 確定申告をしないと、追徴課税(加算税)や税金の滞納(延滞税)が発生します。期限までに必ず確定申告書を提出してください。

【参考】freee『【初めての方向け】確定申告とは? 対象者、申告方法、必要書類まとめ』https://www.freee.co.jp/kb/kb-kakuteishinkoku/beginner/#content3-1

確定申告の基本的な流れ

1 1年間の取引を帳簿につけ、必要書類を用意する
2 年間の所得金額を算出する
3各種控除を算出する
4 確定申告書類を作成する
・確定申告を手書きで行う場合
・確定申告書作成コーナーを利用する場合
・確定申告ソフトを利用する場合
その他、各種証明書を提出する
5 確定申告書類を提出する

【引用元】freee『【初めての方向け】確定申告とは? 対象者、申告方法、必要書類まとめ』https://www.freee.co.jp/kb/kb-kakuteishinkoku/beginner/#content3-1

確定申告の書類をダウンロードして印刷する

 国税庁のホームページ「確定申告特集」から、必要な書類をダウンロードして作成しましょう。印刷して国税庁に送る、まあ最終それだけなんですけど。

【参考】国税庁「確定申告書などの様式・手引き」

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm

確定申告書作成コーナーを利用してスマホで確定申告をする場合


 確定申告の手続きには「確定申告書の作成」と「確定申告書の提出」の2つのステップがあります。

 2019年からは、国税庁もスマホ(スマートフォン)対応が大きく進み、条件を満たせば、スマホで確定申告ができる「確定申告書作成コーナー」サービスを利用して確定申告書の作成を完結することができるようになりました。

 しかし、確定申告書作成コーナーでは、医療費控除やふるさと納税の還付などのケースのみで、副業での収入がある場合や、多くの控除対応、株などの金融所得の損失繰越などのケースには対応していないため、スマホで確定申告書を作成できるのは、限られた人しかできません。

結局PCによる申告になる

 スマホ版の確定申告書作成コーナーでは、上記のように給与以外の収入があったり、控除を追加しようとすると、すぐにPC版を強制的に使用せざるを得ません。

 スマホで確定申告書の作成を済ませたら、「申告書を提出する」にも注意が必要です。

 スマホで完結させるためには、政府の電子申告システム「e-Tax(イータックス)」を利用する必要がありますが、これにはマイナンバーナンバーカードと読み取りに対応した特定のAndroidのスマホの2つが必要です。

 マイナンバーカードをお持ちでない方や、カード読み取りに対応していないAndroidやiPhoneをお使いの方は、確定申告書を印刷して郵送するか、直接税務署に持参する必要があります。

確定申告の期間は2月中旬-3月中旬

 確定申告の相談について本格的に考え始める時期は年明けからでしょう。 確定申告の期間は2月16日〜3月15日です。

 この時期になると、税務署の相談窓口は混み合い、税理士さんも繁忙期に入ります。

 しかし、確定申告の書類作成は年明けから可能なので、できるだけ早く取り組むようにしましょう。

※年によって期限日が異なる場合があります(でも9年大体このくらいの時期です。)詳しくは国税庁のホームページをご確認ください。

まとめ なんやかんや耐えよう

 個人事業主、フリーランス、サラリーマンの方で、年末調整で控除できなかった控除がある方、住宅ローン控除を受ける初年度の方、所得が多い方、アパートやマンションを経営されている方などは、ご自身で確定申告書を作成し、所轄の税務署に提出する必要があります。

 なんやかんや耐えましょう。

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