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私が議論メシに入るまで

『DaaS (Discussion as a Service)- GIVE(贈与)の議論で世界を「新結合」する-』という本からです!良かったらどうぞ!

「暇なら何かやれば?」と言われた。

 元々議論メシに入っていた岩本友規さんに言われた言葉です。

 岩本友規さんは著書を出しており、何と無料で「著書と1 on 1出来るチケット」をPeatix(イベントプラットフォーム)で取得できたのです。
 
 そこで岩本さんに「仕事以外は何かしているの?」と聞かれて、
「いやあ、特になにもしていないです。」と答えたら、議論メシに誘われた次第です。

議論なんか出来ないと思っていた

 最初はイベント出るだけで大変緊張していましたね。胃が飛び出るくらい。
 しかも男性比率が圧倒的に高く、女性が1人しかいないことが多いのでさらに緊張しました。
 かつ、「東大院卒だからまともにコメントしないと・・・」と変なプレッシャーを感じていました。(今は性別も学歴も何も関係ないことが分かり、図々しくおります。)

グループディスカッションは「落とされた」経験しかない

 新卒の就活の時は100社ぐらい落とされました。特に面接。さらに言うと、グループディスカッションで受かった思い出がありません。
そのトラウマからか、「良いことを言わないといけない」とか変なプレッシャーがありました。
「議論」に良い思い出もないので。

とりあえず50回イベントに出てみる

 「50回」というのは自分にとっての指標の数字で、何事も始めたら50回やるまでやめない、と決めているのです。
 とりあえず50回出てみたら慣れてきました。面白い。
 とりあえずこの本を読んでいる方々は、今もうオンラインで物理的な障害なく、イベントに出られるのでとりあえず50回出てみましょう。
 そうすると次に「イベントを50回開催する」という新たなゴールが出てくるのは私が議論メシに入って議論メシ編集部を立ち上げてからのことでした。
 とりあえず岩本さんには感謝しかないです。恩人。

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人を「始点」にするコミュニティのイベント

 様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっている「議論メシ」ですが、1ヶ月の平均イベント回数はなんと20回以上。しかも毎回メンバー主導で開催されています。

 ここまでの数のイベントが開催されている理由として、黒田さんは「誰でもイベントを自分で開催できるよう、権限を渡してあるから」だと話します。

 また、ジブンゴト(自分自身の身近な問い)をイベント化できることも理由のひとつ。
 一人ひとりに眠っている問いを掘り起こしてテーマにするため、メンバーの数だけイベントが発生される仕組みになっています。

 その際、10分以上のプレゼンは一方通行の演説のようになってしまうため、10分以内のプレゼンしか許可されていません。

 また、外部からゲストを連れてくると、ゲストが中心の中央集権型になってしまうのでやらないそう。

 沸点ギリギリのふつふつしている中で、遠慮している人に声をかけて「それやりましょうよ!」と背中を押してあげることが黒田さんの役割。コミュニティを生き物として例えると、しっかり全身に血液が循環するように促すことで「冷え性」にならないようにしているとお話しされていました。


「議論メシ」のイベントは他と何が違うか

 「議論メシ」のイベントは他と何が違うかというと、「皆が主役になれる」ということと、「ファシリテーターが主役ではない」ことです。
 私も自分が開催する際は出来る限り発言権は平等にしようと心がけでおります。
 この本を読んで、議論メシのイベントに参加したことがない方は是非参加してみてください。
 ちなみに議論メシ編集部は参加無料なのでお金がない方も入れるようになっておりますので是非参加してみてください。

【参考】「人」が始点の”自立分散型”コミュニティづくり運営とは|コミュニティデザイナー黒田悠介【TABIPPOコミュマネゼミvol.3】

https://note.com/tabippo/n/n84bed1d71b17

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