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人生で最も楽しかったのは大学4年間だと思っていた

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 私が人生で最も楽しかったのは大学4年間と思っていました(この話は最後に書きます!)

 ここまで読んだ読者の方は、作者は「人付き合いが下手すぎて、ずっと楽しそうじゃない学生生活を送っている」、と心配されていると思うので、たまには楽しかった思い出の記事も書こうと思います。

「機能」ではなく「存在」が認められた機関

 何故楽しかったのが大学4年間だったのかというと、学部が自分の「機能」ではなく「存在」が認められた機関であったからです。

 要するに自分の能力や業績のみでなく自分の存在が大学時代では認められたと感じたのです。

4年間学費免除を頂いたから幸先が良かった

 先ず一番の成績で入って、特別奨学生になり、4年間学費免除を頂いたから幸先が良かったです。

「1位で入ったなら1位で卒業しろ」

 高校の数学の先生に「1位で入ったなら1位で卒業しろ」と言われ、あとその数学の先生が東北大の博士課程に進学しながら、教鞭を執っていたのが印象的で、その日から総代卒業と東大院も目指すことにしました。

 維持する為には「A」(80点以上)を6割以上4年間維持しなくてはいけないのですが、「案外結構きついな」とは感じていたので、とりあえず大体一番前の席にいました。欠席は1回もしていないと思います。

「B」(70点-79点)は負け

 つまり「B」(70点-79点)を取ると敗北なんですよ。「A」(80点以上)を取得しても凹みましたね。「S」(90点以上)でないといけない。

 素晴らしい制度ですね。これだと強制的に学生は勉強するので。

一番感動したのは「皆仲が良かった事」

一番感動したのは「皆仲が良かった事」です。

 その大学は先ず国籍が幅広く様々な方がいらっしゃいました。

 日本人のタイプとしても真面目系、ヤンチャ系、様々な方がいらっしゃいましたが皆非常に仲良かったです。

 教授陣も皆様個性豊かで生徒との距離が凄く近かったのも良かったです。

ゼミは大変楽しかった

 ゼミは研究室の鍵を貰える所で、研究室で勉強したい人は研究室でよく集まって勉強して、クリスマスパーティーを開いてプレゼントやメッセージカードを交換したりしました。ちなみにゼミ長でした。

 皆で鍋パーティーをして、桃鉄をオールで行ったり、山梨に温泉旅行に行ったり新潟にスキー旅行に行きました。

 勉強の傍らきちんと「大学生」っぽい事もして楽しかったです。

 大学では奨学論文やTOEICスコアアップを頑張ると賞金を頂けました。なかなかそういうインセンティブ制度は他の大学にないと思います。

産経新聞にインタビュー記事が掲載

 東大院への進学が決まり、産経新聞にもインタビューを載せて頂いたり、色々奨学金も頂いたり、高校の時スピーチコンテストに参加して自分だけ賞が受賞出来なかった事をリベンジしたかったので、学内のスピーチコンテストで英語とフィリピノ語で優勝したりしました。

 本当にありがとうございます。

卒業式は3.11でなくなる

 無事総代で卒業できるということを学務課の方から電話を頂き、卒業式に登壇することになりました。

 こうちゃんと高校時代の友人と一緒に仙台白百合学園高等学校に2011年3月4日に行き、当時の高校の先生方と校長先生に「総代卒業と東大院に進学すること」を伝えに行きました。 

 そして2011年3月11日に東日本大震災が起きました。当日は軽音楽部の友人の最終ライブを観に新宿のライブハウスにおりました。

 それで帰りどうしようかなと思ったらこうちゃんが来てくださり、命からがら帰ったという感じです。

 そして3月14日頃に学務課の方から電話を頂き、卒業式がなくなった旨の連絡を頂きました。

6年後リベンジ卒業式を行って頂く 

 しかし何と6年後に「1週間後にリベンジ卒業式を行うから代表でスピーチを5分行ってほしい」というメールを学務課の方から頂き、人生で一番慌てて、Facebookで「5分間何を言えば良いのか」と相談の投稿をしたら、適切なアドバイスを大学時代の友人と先生から頂きました。

 その旨はありがとうございました。

 「リベンジ卒業式」が最も大きなスピーチの場だったかな。700人ぐらいはいらっしゃたったはずですからね。

超良い4年間と卒業式でした

 超良い4年間と卒業式でした。とにかく楽しかったです。それは今思えば「自分の意思で行っている事」だからだと思う。

 当時にしてみればそれは当然の事だと思いますが、物事を行うのに最も大事な要素だなあと今だと感じます。

 でも人生で最も楽しかったのは大学4年間だと思っていたのですが、直近3年間の方が全然楽しいですね。

会社と会社外で自分の存在が認められるのはありがたいこと

 会社と会社外で自分の存在が認められるのはありがたいことですね。心からそう思います。

 皆「良くも悪くもこれがぶちょう」と諦めて下さるので、非常に楽です。これからもよろしくお願いします。

編集部でのスタンスは「自分より凄い方が沢山いらっしゃるからそれを伝えたい」

 編集部でのスタンスは「自分も頑張るから皆も頑張ってほしい」、そして「自分より凄い方が沢山いらっしゃるからそれを伝えたい」です。基本的にそれは最初から変わっていないです。

 ただ、自分の伝える力不足でなかなか伝えられなかったのです。

 しかし、福馬さんのお陰で、ソニーBRIDGE TERMINAL様での講演会にこれまで18人登壇して頂き、「自分より凄い方が沢山いらっしゃるからそれを伝えたい」を形に出来ております。本当にありがとうございます。

 これからも様々な形で皆様の素晴らしさを伝える一助が出来れば幸いです。

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