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QuizKnock志賀玲太さんの本を求め初めて文学フリマ東京に

どの障碍の吐露よりも美しい

 志賀さんと私は同じ障碍なのですが、この作品はどの障碍の吐露よりも美しい。

「障碍」を受け入れられる温床がある方だ

 私達の「障碍」はあまり受け入れられないことが多い。
 私は550人以上の編集部というコミュニティを行っているのでたまたま支持者が多いように見えるが、如何せん根本が『殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である』【出所】枡野浩一『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである』(左右社)なのである。
 殺したい奴は中々忘れられないから仕方がないですよね。

「障碍」を受け入れられる温床がある方はかなり少ない

 「障碍」を受け入れられる温床がある方は実社会でかなり少ない。
 
大抵は世間で低評価を下されて、普通の方以下の収入や地位を得る方ばかりだ。
 しかし、2017年からのQuizKnockにおける活躍で、かなり古参である志賀さんのファンは勿論多い。
 だから、自分には現在『障碍』を受け入れられる温床がある、と確信して障碍の吐露に至ったのではないかと推察している。

「自己評価」と「他者評価」が異なるのが社会だ

 しかし、「QuizKnock」というのは高学歴卒を集めた完全性を求めている集団に見えるが、美大卒の志賀さんがいらっしゃることで多様性がまた担保されている。
 あまり言わない方が良いことだが、「QuizKnock」の方々も実は中退したり、留年したりしている(ストレートで博士卒になった方もいらっしゃる)。
 片手間で修士になるほど東大院は甘くないし、東大卒が「完全」ではない。
 ちなみに自分の東大院卒の友人の7割が結婚していない(自分の周りだけかもしれない)。自分以外皆良い方ばかりなのですが。
 私は「自己評価」と「他者評価」が異なるのが社会だと思っている。

才能が眩しすぎて会えない

 志賀さんは当日文学フリマ東京に病欠でいらっしゃらなかったが、正直安堵した。
 さっそく余談ですが、『東大院卒1か月でHSK(中国語)1級満点取れるかな』という自主企画の元(無残にも175点でした)、東京外国語大学まで行って検定を受けて、その帰りHOTEL GRAPHY 根津でフリマを行っていた青松輝さんに会いに根津駅まで行ったが会わずに帰った。
 志賀さんと青松さんは私にとっては才能が眩しすぎる。

趣味で本を作っている者です

 殆どの方は初めまして。 
 私は10年以上かけて趣味で本を作っている一介の会社員にしか過ぎません。
 ちなみに先日結婚しました。

志賀さんを通じて自分の女性性を気に入った

 私は志賀さんを通じて改めて自分の女性性を気に入った。
 私はnoterの中で不要な自撮りが多い方ですが、私は自分の外見は自分の創り出すアートの1つだと思っている。
 そもそも女性だからInstargramで自撮りを出したり、TikToKやYouTubeで踊ったり歌ったりすることが出来るという観点を失念していた。男性も勿論可能だが、現代は女性の方がやりやすいだろう。
 その観点を気づかせて頂いた志賀さんには感謝しております。

著者近影(流通センターに於いて)

志賀さんに一番オススメの美術館はウフィツィ美術館

 ちなみに志賀さんに一番オススメの美術館はイタリアのウフィツィ美術館です。
 ご趣味から鑑みて、実際行ったら脳味噌が溶けるのではないでしょうか。
 私も実際行って、脳が溶けましたもの。
これを超える美術館は中々ないです。

ということで文学フリマ東京に

 文学フリマは初めて参りました。
 大変ブースとしても参加したいのですが、如何せんAmazonの売り上げだけで満足しているので恐らくやりません。

入口

Pixivのトートが大変可愛い

 入口で頂けるPixivのトートが大変可愛い。

「チャリティー百人一首」

  胎動短歌会(胎動LABEL)さんが行っている能登半島地震の被災者支援を目的とするチャリティー企画として、書籍・電子書籍 (朗読音声付き) を刊行しておりました。
 こちらに志賀さんが参加されているので、購入させて頂いた。
 復興の一助になれば幸いです。

「胎動短歌」

 青松輝さんの名があったので胎動短歌vol.3を購入させて頂いた。
 かなり有名な方ばかりである。

「4×4 FRAMES 作品集」

 個人ブース「白靴文芸」(第二展示場2階 す-36)において、「4×4 FRAMES 作品集」は東京初売りだそうである。写真×短歌の冊子である。

短歌同人『ジングル』

 ちなみに購入したものはこれから読む。ワクワクを担保したままこれを書きたかった。

障害も多いけど一度決めたことは最後までやりきる

 私たちは生きていて障害も多いけど、私は一度決めたことは最後までやりきる。
おりゃおりゃおりゃおりゃ
かかってこいよ社会!

おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃって生きてたらはちゃめちゃに光ってる夏の海

【出所】青松輝「第三滑走路」7号
読んでくださってありがとうございます!(移動手段の東京モノレールが余りにも可愛かった)


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