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勉強を無駄にしないための3つの戦略

 勉強を無駄にしないためには、3つの戦略があります。

1つ目は「長所と短所を見極めること」

 1つ目は自分の「長所と短所を見極めること」です。

 もちろん長期的に考えると、「長所伸展」と「短所克服」の両方が必要ですし、両方をバランス良くできた人が大きく自己成長するでしょう。

 貴方が何かを勉強しようという場合、常にそれは「長所伸展」なのか、「短所克服」なのかを意識するべきです。

 作者は中学の時に「自分は言語化能力に長けており、数学的能力が低いから英語に特化した高校に入ろう」と判断しました。

 従い、全員が留学しなくてはいけないコースに入り、2回留学しました。

 今まで英語力を怠惰ながら伸ばし、いつの間にか資料や契約書の翻訳とかを任されるようになり、仕事になりました。

2つ目は「気づきを得ること」

 2つ目は「気づきを得ること」です。勉強をしていて「気づき」を得ることは、自己成長のためには必要不可欠です。

 人から教えられるのではなく、自分で積極的に気づきを得る努力をすべきです。

3つ目は「目的と目標を明確にすること」

 3つ目は「目的と目標を明確にすること」です。

 なりたい姿をイメージしよう。そうすれば、何を勉強すべきかが見えてきます。

 目的と目標を決め、具体的になりたい姿をイメージするだけで、勉強の効果は驚くほどアップします。

週10時間英語を勉強したらどうなるの?

 「週10時間英語を勉強すること」を目標にしている方がいらっしゃったのですが、「週10時間英語を勉強したらどうなると思いますか?」と聞いたら曖昧な返事しか返ってこなかったのです。

貴方が英語を話したいようになりたいのは何故?

 「英語を勉強する目的は?」と質問すると、「英語が話せた方が将来何かと便利ではないかと思って」とか、漠然とした目標しか語れません。

 もし具体的な目標がないまま漠然と学習しているだけでは、英語を話せるようになりたいというただの願望でしかありません。

 海外に旅行に行くから不自由に話せるようになりたい、テレカンの司会を英語でしなくてはいけないので、躓くことなく司会が出来るようになりたい、アメリカの大学を卒業して、アメリカの企業に就職したいなど、英語学習における目標は千差万別です。

 作者の英語学習における目標は直近は「部署関係なく、英語関係では頼られるようになる」です。

 いずれも「英語を上達させたい人」ですが、それぞれの目的によって勉強法は異なってくるはずです。

「貴方はどうなりたいのか?」を明確にする

 貴方はどうなりたいのか?そのなりたい姿をイメージすれば、そこに至るために何を勉強するのか、最適の勉強法が見えてくるはずです。

 語学に限らず、何かを勉強する場合はターゲット、すなわち「目的」と「目標」を詳細に決めて、「どうなりたいのか」を明確にイメージする。

  たったそれだけで、勉強の効果は何倍もアップし勉強の効果が最大限で現れます。

【参考】樺沢紫苑(2017). ムダにならない勉強法(p.88-89).株式会社サンマーク出版.Kindle版.

英会話の目標設定の例

 英会話上達を目指すための具体的な目標設定の例をいくつかご紹介したいと思います。

目標例1 外国人と日常会話が出来るようになる
目標:外国人と日常会話が出来るようになりたい
現在のレベル:リスニングは、相手がゆっくり簡単な英語で話してくれれば理解はできる。スピーキングは、あまり文法は意識せずに単語を並べている状態。
目標達成までの期間:半年

2ヶ月ごとの目標

1〜2ヶ月目→文法理解とボキャブラリーを強化し、基礎力をつける。文法は中学校レベルのものを一通り、ボキャブラリーはレベルに合った単語帳をやり、高校入試レベルの英語長文がスラスラ読めるようにする。
2〜4ヶ月目→リスニング力を強化し、ネイティブが日常的な会話を理解できるようにする。リスニング教材は、まず日常英会話学習用のテキストに付属のオーディオを何度も聴き、文章を見なくても意味が頭に入ってくる状態にする。
4〜6ヶ月目→スピーキング力を強化し、外国人と日常的な会話をスムーズにできるようにする。スピーキングの練習は主にオンライン英会話。

具体的な実践内容

 平日は毎日2コマ、週末は土日それぞれ4コマずつレッスンを受け、積極的に話したいこと話しながら、スムーズに英語が話せるようになる練習をする。

まとめ

 勉強を無駄にしないための3つの戦略は以下の通りです。

1つ目は「長所と短所を見極めること」
2つ目は「気づきを得ること」
3つ目は「目的と目標を明確にすること」

 お役に立てれば幸いです!

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