見出し画像

2カ月間行ってみた復職のためリワークを振り返る

4月初めからリワークを始めまして、約2カ月が過ぎました。それを通じて感じたことを書いてみたいと思います。

日々の時間が安定する(特に朝起きる時間)

これが一番大きいかもしれないです。通常うつ病から会社に復帰する場合、リハビリ出勤を行います。

私の経験から考えると、まず2週間は午前中のみ通います。それは今までの休職していた生活習慣から下記の事が負荷になりいます。

  1. 電車に乗り通うとこに慣れていく

  2. 人と話すことが多くなる

  3. やる事が少量ですが振られる

それが意外と疲れていきます。週一だったらなんとかかるのですが、平日5日間連続して通うとなると、夜休むことが重要となります。その部分でうまく休むことが出来るか、次の日に対応できるような体力を復活できるかというのが一番困難なことであると思います。

これが結構負荷であり、失敗してしまうことも多々あるとのことです。それは回復がうまくいっていたつもりだったと判断してしまったことがあるかもしれません。

リワークを行うことにより、一定の場所に対して通うことが出来ます。その時電車に乗り、人と関わり、自分のための事を考えることを中心とした仕事を与えられます。

そうすることで、会社に復帰したときに負荷が従来より減るので、復帰しやすいと考えられます。

専門の人と相談できる

リワークで一番のメリットかもしれません。リワークの担当とされた方の仕事として下記が挙げられます。

  1. 休職まで追い込まれた理由を探ります。

  2. その理由に対し、対策を考えることが出来ます。

休職にて休んで、会社に復帰するのですが、精神科や心療内科であると、体に対しての対策をとります。

それはあくまでも休職になった理由ではなく、休職から復職し会社に出れるような体力を得られたかどうか判断する形となります。

それは、休職になった原因を探すのではなく、休職になってから、体が復帰できるような判断しかできません。

それはそれで良いのですが、休職の要因についてはあまり触れることが出来ません。自身で原因を探り、解決することでその後の旨く行けばいいのですが、上手くいかなかった場合もう一度休職に行く場合があります。

それを防ぐために、自分という主観的な考えではなく、他者の客観的な視点を持つことにより、原因を潰すことは難しいですが、寛容(気にならない状態になる事)まで行くことは可能の場合が多いです。

そんなことで、休職の原因と対策をとることが出来ます。

知らない経験をすることが出来る

リワークのやることとして主に下記となります。

  1. 自主学習

  2. 集団での学習

  3. レクレーション

一番初めにこれらのメニューを見たとき、「3.レクレーション」 はやる意味がある?という疑問がありました。

それを踏まえ経験して思ったのですが、思いのほか考え方に影響を受けました。それは仕事以外の事を強制的に受けることによる刺激が楽しいのです。鬱になっているときには、基本的に余計なことやりたくありません。

しかしながら下記の様な刺激をうけることとなります。

  1. 自分の手を知らないことに対し手を動かすこと

  2. 想定していない人との協力を背ざる負えないこと

  3. それを通し、知らない視点から自分を見ることが出来ること

上記3つは強制的に行うことにより、自分が考えていなかった事を持つことが出来ます。

それにより今まで見ていなかった視点を得ることが出来ました。これがこれからの復帰にむけ、自分に足りなかった事や知らない自分を知ることが出来ます。
これらの経験が意外と重要なのかなぁとか考えています。

まとめ

簡単ですが、リワークの利点をまとめてみました。本やネットだけで得る知識とはまた違ったもの、いわゆる経験を得ることが出来ます。
今後もリワークを進めていき、少しづつ経験し身にしていきたいと考えています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?