アルゴリズムを理解する
4−1 アルゴリズムとは?
Instagramにおいてどの投稿を誰に・どの順番で表示するか決める仕組み(プログラム)のことをアルゴリズムと呼ぶ。アルゴリズムの基本的な知識を持っているかどうかで、アカウントの成長スピードには大きな差が出る為、Instagram(アルゴリズム)に好かれるような投稿を心がける必要がある。
アルゴリズムは日々細かなアップデートを繰り返しており、大きなアップデートがあった際は公式から発表される。アップデートを重ねることによりアルゴリズムは日々変化していくが、本質的な部分が大きく変わることは少ないため、正しい知識を身につけてアカウントを成長させよう。
4−2 アルゴリズムはどう作られるのか?
アルゴリズムという仕組みは「多くのユーザーにより長くInstagram内で有意義な時間を過ごしてもらうため」作られアップデートを繰り返している。
アルゴリズムは絶対的な一つのシステムではなく、投稿が拡散されるかどうかはいくつものアルゴリズムが組み合わさり判断されることになり、それぞれのアルゴリズムはいいね・コメント・シェア・保存数・フォロー・投稿を見た時間・インスタグラムを利用する時間・頻度などの多くの情報を分析したもので構成される。このようなアルゴリズムを構成するための情報のことを「シグナル」と呼び、数千個のシグナルがアルゴリズムには組み合わされているため、ユーザーが興味を持ちやすい投稿をおすすめや発見タブに表示することが可能になる
4−3 アルゴリズムに好かれるためには
アルゴリズムを味方にできれば、フォロワー外へ広く拡散されるようになる(自身の投稿がおすすめされやすくなるため)。ではどのような行動を取ればアルゴリズムに好かれるかというと、「1−1 Instagramが重要視する要素」で説明したユーザーがより長くInstagramに滞在するような投稿を続けるとアルゴリズムが拡散への強い追い風になってくれる。ユーザーとの関わり(いいね・コメント・保存・シェア・フォロー等)が毎日生まれるような投稿を続けて行くことが求められる。また、自身がInstagramを利用している時間も重要なシグナルの一つになるため、ヘビーユーザーの投稿の方がライトユーザーよりも拡散されやすい。
4−4 アルゴリズムに嫌われる行動
アルゴリズムに好かれる行動もあれば、当然嫌われる行動もある。
①ガイドラインに接触する投稿
②性的、暴力的、薬物などに関する投稿
③同じ写真・動画・画像を繰り返し投稿する行為
④攻撃的な言動
⑤いいね・フォロワー・コメントなどを買う行為
上記の行動はアルゴリズムにとって大きなマイナスシグナルになり得る。①、②は当たり前のことなので説明は割愛。
③はスパム行為と判断されることがあるから。同じ写真の定義は定かではないものの・レタッチを変えた・トリミングしてサイズを変えた程度のことではアルゴリズムは誤魔化せない。下書き用アカウントで一度投稿してから、本アカで再度投稿している人もいるが、アカウントが異なっても一度Instagramに投稿された写真である以上、同じ写真の投稿に該当してしまう。1、2回同じ写真を投稿したくらいなであれば、同じ写真を投稿するごとにその写真のリーチが落ちる程度だが、回数を重ねることは極力避けたい。
④の攻撃的な言動も当たり前と感じるかもしれないが、これはコメントやキャプションだけでなくDMなどのやり取りも含まれる。女性ユーザーは特に注意が必要なことで、匿名性をいいことに男性から気持ち悪いDMが来た際に、強い言葉で返信してしまうと「攻撃的な言動」と捉えられることもあるので、即ブロックなどの対応を取らなければ行けない。
⑤は少ない数ならアルゴリズムは気付かないかもしれないが、数が多いと必ず気づく。インフルエンサーを名乗る人の中でもいいね・フォロワー・コメントなどを買っている人は決して少なくないが、基本的には意味がないどころか逆効果になってしまう。詳しくは別記事で解説するが、アカウントを伸ばしたいのであれば決して買ってはいけない。
まとめ
・アカウントの成長にはフォロワー外への拡散が必要で、拡散されるかどうかを決めるのはアルゴリズム
・アルゴリズムは各ユーザーのシグナルを分析・組み合わせて一人一人に最適化した形になる
・ユーザーとの関わり(いいね・コメント・保存・シェア・フォロー等)が毎日生まれるような投稿を続けて行くことでアルゴリズムに好かれる
・よくないアクションを取るとアルゴリズムに嫌われ、拡散されにくくなる。
質問があればDMくださいね!
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