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吉田祥吾
2021年3月28日 10:00
2021年3月23日 火曜日緊張はどこ吹く風。いつの間にか二度寝をして、看護師さんに起こされる。飲水を口に出来るのが7時00分まで。起こしてもらったのは7時04分。『少し過ぎてますけど、お水飲めなくなるので、今、飲まれても大丈夫ですよ』6時くらいに起きて、お水飲んだからいいかなぁ、と、思いながらも水筒に手を伸ばし、一口飲んでいたりする。人間って不思議だ
2021年3月27日 19:00
リアルタイムでブログを書き始めて、手術前日までの記憶。強く覚えているのは【痛み】。身体を右側に向けて、横になる夜眠っている時に、左胸に通された管が内側から胸を突く。痛くて唸る。肋骨が折れたように感じる痛み。同時に、管が外れないように、しっかりと貼りつけられた皮膚が引っ張られる。ビリビリと、皮膚が剝がされるような痛み。病室のベッドの上、壁を背に、
2021年3月26日 10:43
2021年3月18日 金曜日左胸の痛み「痛っ、いててて。 そっか、入院してるんだった」緊急手術、そして、緊急入院から三日目。肺に溜まった空気を抜いてくれる大切な相棒“ドレーン”と、空気を抜く為の管で繋がった胸。左胸、脇からほど近い、肋骨の隙間に開けられた五cm程の穴。そこに管を通し、外れないように、皮膚と管回りに処置されている。管が動くたびに皮膚が引っ張られる表面の痛さ。そ
2021年3月26日 09:05
2021年3月17日 木曜日心肺停止左肺へのドレーンを入れる為の切開手術、意識を失った昨日の夜中。いつの間にか見ていた夢。道路に立っていた僕は、楽しそうにどこかに行こうとしてた。なんだか遠くの方から名前を呼ばれている。『…し‥さん! よ‥‥だ‥ん!』、“ん?なんで呼ばれてる? ん、なにしてたっけ?”今どこで、何をしていたか、そこに居る理由とそれまでの記
2021年3月25日 09:38
2021年3月16日 火曜日一昨日の朝、歩くのが困難な程、左側の肋骨あたりが痛み、呼吸も出来ない苦しさに襲われた。病院嫌いな僕は、いつも通り様子を見ていた。横になるのも辛く、歩いていても痛い、鳩尾の上あたりが、ドクドクと大きな大きな脈動を打っていた。痛むその場所、気管支が動くのが痛さでわかる。痛さで気道も狭くなって咳が出る。その咳でまた痛む。笑っても、息を吸っても痛い。体を横に向けな