#6 社長日記

昨日、初めてVC・エンジェル投資家の方に会いに行きました。

お話を聞きながら、ふと考えてました。

そういえば、なぜスモールビジネスで始めたのだっけ。

、、、

・自己資金で回せると思った。
・社会起業家は自己資金で事業を成長させた人が多い
・資金調達すると身動きが狭くなる
・資金調達に関して知識が少なかった
・お金を借りるのが怖かった

ざっとこんな感じだったと思う。

そこから一年が経ち、改めて考えてみると

これ、全て自分の身を守るための行動じゃないかと思います。

もちろん、僕の事業はビジョン経営なので、「自分の身を守る=自分の事業を守る」に近いです。

事業を守ることは、ビジネスの継続に繋がる。
ビジネスの継続は、いずれ社会課題の解決に繋がる。

そう考えていました。

しかし、この部分に社会起業家として納得いかないところがあるのです。

価値基準が一人称になっている。

社会起業家とは、社会の課題を事業によって解決を目指す人を言います。

私は、社会起業家の視点が自己中心的であってはならないと思います。

そこで、先ほどの価値基準を考え直してみると、守るのは自分たちではなく社会で課題を抱えている人たちです。


なので、私が取るべき行動は、自分が何を行えば最短で最速でその人たちの課題を解決できるかです。

そう考えると自己資金で頑張るよりも資金調達をして、事業拡大のスピードを上げて取り組む方が理にかなっています。

そう考えると以下の考えが出てきました。

スモールビジネスよりもスタートアップで挑戦したい

今、僕たちが住むこと世界は資本主義です。

ならば、この資本主義を攻略する方法を考えないといけない。

しかし、僕はただの平民。

資本主義のヒエラルキーを上がっていくためにはどうすれば良いのか。そのヒエラルキーにはそれぞれ誰がいるのか、考えました。

そして、資本家達がチャンスをくれる場所はないか。

僕が辿り着いた答えは、起業です。
スタートアップです。

今の日本において若者に最も資本が集まる場所、それがスタートアップ界隈。

僕は思ったのです、海の環境問題を解決するサービスでスタートアップを目指すことができれば、この世界を最も早く改善することができる。

海洋ごみは日に日に増えています。

だから、事業のスピードを上げなければならない。

そして、僕は思ったのです。

社会起業で資金調達する最も重要なポイントは、ソーシャルビジネスについて理解があり、投資回収を焦らずにエンジェル投資をしてくださる人を見つけること。

それができれば資本主義で戦えるかもしれない。

僕はこの判断で少し挑戦してみます。

シード期だからこそできる立ち回りを最大限活かして頑張ります。

デカくなりますよ。
デカくしますよ。

地球社会と生命の尊厳のために
大束良明


今日のトピック

社会起業家に追い風か

社会起業と政策起業、似たような言葉ですが。社会課題の解決の仕方でも政策側からアプローチする方法もあるのですね。面白いです。このファンドの仕組みについて面白かったので以下に引用させていただきます。

Policy Fundでは、まず公的リソースに代わって、活用できる民間リソースを、起業家や経営者といった民間のリーダーたちに呼びかけ、寄付基金を設立することで準備する。その基金を財源として、民間のNPOなどに小さく、素早く、社会課題解決の実証実験を行ってもらう。そこで生まれた成功事例を政府・自治体に提案。政策へと反映することで、社会課題解決を加速させようという戦略だ。

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