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5種類の図があれば思考整理できる

  • 図を使うと、伝えたい内容をポイントが明確になり、人にわかりやすく説明できる。

  • 図解化の目的は、①思考を可視化すること、②思考を構造化することである。

  • 図解化により、瞬時に伝えられ、全体像を掴みやすく、関係性が理解しやすくなる。

  • あらゆる問題は、目的別に5種類の図(ツリー図、ベン図、マトリクス、点グラフ、フロー図)で説明できる。

  • 図解化は「状況把握」⇒「対策検討」の2段構えで整理する。図の組み合わせとしては、状況把握で5種類、対策検討で5種類なので、最大でも5×5=25パターンとなる。

<5種類の図>

1. ツリー図(階層化)

  • 要素項目を階層化して「レベル」と「過不足」を整理する。

  • 要素項目を過不足なく(漏れなく・ダブりなく)、整理できる(部品構成図、組織図など)。

  • 要素項目の水準(レベル)を見える化できる(所属部署や役職など)

  • 要素項目の属性が複数にまたがる/相互に重なり合う場合、うまく表現できない。

2. ベン図(集合化)

  • 要素項目を集合化して「似たもの」や「包含関係」を整理する

  • 内容的に重なる部分(共通部分)の関係性を把握しやすい。

  • 整理の軸は2~3個まで。3個以上、整理の軸があると、うまく整理できない。

3. マトリクス(カテゴリー化)

  • 要素項目を2軸の縦横のマス目にカテゴリー化(分類化)して整理することで、考えの「切り口」を明確にする。

  • 状況の把握、分析がしやすくなる。

4. 点グラフ(定量化+2軸化)

  • 定性的な項目を、数値化(定量化)して、縦軸と横軸で「位置」関係を整理する。

  • 客観的に把握・分析ができる。

  • 数値化(定量化)できない場合は使えない。

5. フロー図(チェーン化)

  • 要素項目のボックス(囲み)を矢印でつなぎ、「変化」を表現する。

  • 原因と結果、過去⇒現在⇒未来、作業の流れなど、一定の方向性を持つ内容やプロセスを表現するのに適している。

以上



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