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「平成ミドル・マネジメント覚書」#23 : 【お断り】お休み +【お礼】

 今週から投稿を予定していた「I. 振り返り編」は、「失われた30年」当時の日本的大企業の職場の雰囲気を後世に伝えるのが狙いでした。
 内容はかなり昔の話ですし、ユーモアも交えてマイルドに整理したつもりではありますが、誤解を招く可能性があるため、見出しだけご紹介し、本文については、当分の間、公開を控えることとしました。
 したがいまして、このnoteへの投稿も、お休みとなります。

 3月に投稿を始めて半年、おつきあいいただいた方々には、心よりお礼申し上げます。 いただいた「スキ」やコメントは、励みとなりました。
 一方で、この間、思いがけず、「ミドル・マネジメント」とは言えなくなる状況の変化もありましたので、今後は有言実行を心がけていきたいと思います。
 また、令和になってからは職場の雰囲気やマネジメント手法もかなり変わってきました。新たな時代の気づきも蓄積していますので、また機会がありましたら、共有させていただきたいと思います。
 
 みなさまのご活躍とご健勝をお祈りしております。

【振り返り編】
1. PDCAの空回り
 ■ 毎日が「8月31日の小学生」
 ■「フランケンシュタイン・マネジメント」
 ■ 指示命令の「貝塚化」
 ■ 一事がバンジージャンプ
 ■「ダメならもっと走れ、ハムタロー」
 ■「成功事例」という名の「花束贈呈」
 ■「玉砕戦法」の一般化
 ■ 精緻化の蟻地獄
 ■ 手足を縛っておいて「泳げ」
 
2. ゆるぎない縦割
 ■ ふらっと物事が決まるフラット型組織
 ■「塹壕からの狙撃」がうまい古参兵
 ■ 増改築を繰り返した「老舗旅館」のような業務プロセス
 ■「会議の効率化」という名の「まきびし」
 ■「プロジェクト・ジャングル」での行方不明者多発
 ■「若手チーム」という名の「こども十字軍」
 ■ 横串を通すための新たな縦割組織の設置
 
3.  繰り返されるビジョン、組織風土改革
 ■「ビジョン」という名の異教の布教
 ■ 疾風に勁草を知る
 
4.  イノベーションというかけ声
 ■ 体系的・組織的なイノベーション潰し
 ■ インキュベーションなきイノベーション
 
5.  未来はどこに
 ■「ビジネス書」という名のファッション雑誌
 ■ さらばカミナリおやじ・頑固おやじ
 ■ 誤った進化論
 ■ カモン外圧、ウェルカム黒船

では、また。

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