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高品質な遠近両用メガネは生活の質を上げる

会社を休職中につき、休みの過ごし方や、気付いたことなどを日々メメっと発信しています。

今回は、主に老眼が始まった40代以上の方向けです。
メガネのネタです。
こんなの需要があるのだろうか?と疑問に思いつつも、書きたくなったので書きますね。

休職に入る数ヶ月前、働いていた頃、ボーナスでちょっといい遠近両用メガネを新調しました。

これまでも、仕事中は遠近両用メガネは使っていたものの、少し見えづらくなったこともあって、買い足しです。

老眼の始まり

元々、子供の頃から近視用のメガネの利用者です。
40代の中頃から、近くの小さな文字にピントが合いづらくなってきました。
買物に行っても、商品のパッケージやタグに書いてある小さな文字が読めない・・。これはなかなかつらい。
メガネをずらして、裸眼で目に近づけると何とか読めます。
その行為、まさに老人の仕草ですよね。

そこで、数年前に、初めて遠近両用メガネを購入してみました。
最近は格安眼鏡店も多いのですが、遠近両用メガネだから、ちょっといいものを買おうと思い、安くはないけど良質な商品を置いているという評価のお店に行きました。
その当時も、そこそこいいお値段したと思います。

仕事中(主にパソコン業務)は、その遠近両用メガネを使っていました。
数年は、それで頑張っていましたが、アラフィフになって、さらにパソコンの文字が見えづらくなったので、思い切って新調することにしました。

良い遠近両用メガネに出会うために

1個目の遠近両用メガネを買ったお店とは別のお店になりますが、たまに広告が入る店が気になっていたので、初めて行ってみました。

その広告は、セールや特価品の告知ではなく、店主のコラムとか、良いメガネを選ぶことの大切さ、選び方のポイントなどを文章で綴った、こだわりを感じる内容のものでした。

私は、まんまとその広告に釣られてその店に行ったので、効果はあったということですねw。

チェーン店ではなく、個人経営の小さなお店です。
ぱっと見は、あまり目立たない町のメガネ屋さん。
国家資格「眼鏡作製技能士1級」に合格している店主がやっており、ニコンレンズウェアパートナーにも認定されているお店でした。
技術力は信頼できるかと思います。

今回は、レンズにこだわろうと思って、ニコンのセンチュリーAIシリーズを扱っているお店、というのもポイントでした。

いざ、お店へ

お店に行くと、先客が1人いたので、少し待たされました。
メインの接客は店主が1人でやっているお店なので仕方ありません。

10分ほど待って、前のお客さんが帰ると、カウンセリング開始です。
現在使っている遠近両用メガネを見せた上で、最近近くが少し見えづらくなってきたこと、パソコンワークに最適なメガネを新調したいこと、普段の生活や車の運転などは、別のメガネがあることなどを伝えました。

レンズの度数合わせ

その後、マッドサイエンティストがかけるような、レンズの差し替えが可能なフレームの度数合わせ用メガネ(スチームパンクっぽいやつ)で、遠くと近くに合うように、念入りにレンズの入れ替えをしつつ、度数の調整をしていきます。

実際の本を使ったり、試着レンズのままお店の外に出て、遠くの店の看板を見てみたり、複数のシチュエーションで最適なレンズを探ります。

格安チェーン店では、機械を使った簡易測定で度数を見るだけですが、結構念入りな調整でした。

度数が決まった後は、レンズのグレードの選択です。
ニコンの「センチュリーAI」シリーズにしようとは思っていました。
その中でも複数のタイプやグレードがありました。

最上級グレードは別格だそうです。
お医者さんや経営者などが選ぶような感じのセレブ向け?

それは無理として、だいたい他のお客さんもよく選んでいるというグレードのものにしました。
それでもレンズのみの価格で8万円台(2枚)。
ボーナス後ということもあり、清水の舞台から飛び降りて全身複雑骨折する思いで、そのレンズにしました。

フレーム選び

次にフレーム選びです。
小さな店舗なので、種類がめちゃくちゃ豊富というわけでもないのですが、かえってそのほうが数種類の候補から選べばいいので楽といえば楽。

これまでかけていたメガネは、どちらかというと横長レンズでした。
遠近両用は、遠くと近くで眼球が上下に動いてピント合わせするので、本来なら縦の幅が少し広めのレンズ形状のほうが適しています。

フレームの種類としては、材質は主に金属フレームかセルフレーム。
タイプとしては、縁なし、ハーフリム、フルリムなどがあります。

形状は、ラウンド、オーバル、スクエア、ボストン、ウェリントンなど。
顔の形によって、似合う形も変わってきます。

私の場合は、これまでかけていたメガネは、メタルフレームのハーフリム、またはフルリムで、四角い横長タイプでした。

今回は、メタルフレームのフルリム、形はウェリントン型に近いものにしました。
MADE IN JAPANです。
メガネで有名な福井県鯖江市のブランドでした。

子供時代から今まで、10個以上のメガネと付き合ってきましたが、これまで、あまり選んだことがない形状ですかね。

最終調整

最後に、まずはフレームの掛け心地の調整。
耳にかける部分、鼻当てのパッドなど、顔の形状に完全フィットするように調整します。

その後、正面を向いて眼球の黒目の位置、間隔なども計測。
レンズ制作(加工)の重要な工程になるので念入りに。

こうして、メガネ選びの工程は完了。
トータルで1時間半くらいかかったのではないかな。ちょっと疲れた。

最後に支払い。
レンズは高級品、フレームもそこそこいいやつ、ということで、それなりのお値段になってしまいました。
合計額から値引きもしてくれて、12万円ほど。
これまでの人生で一番高いメガネになったよ。

すごぶる具合はいい

約1週間後、メガネが仕上がったので、取りに行きました。
実際の完成品で、さらに微調整をします。

その後、パソコンを使うときや読書の時には、その新しいメガネが大活躍しています。
さすがに、パソコン、読書に特化して調整しただけあって、バッチリ使えています。

逆に、その遠近両用メガネのまま日常生活しようとすると、ちょっと遠くが見えづらかったり、足下が見づらかったり。
車の運転などにはあまり向きません。デスクワーク専用ですね。

ちょっと不便ではありますが、メガネもTPOに合わせてかけかえるしかないですね。

老眼が進んで、(老眼鏡ではなく)遠近両用メガネを作る場合は、安物のメガネではなく、本当に品質の良いメガネを、ちゃんとしたお店で作ることを強くオススメします。
メガネ必須者は、生活の質に直結するので。

ではまた。

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