0か、100か!発達障害の人たちとマインドの働き
少し前まで発達障害の子たちにヨガや呼吸法を教える機会がありました。そして、効果があったこともnoteに書きました。
瞑想家の師匠に、ずっとマインド(思考機能、頭脳、頭)の働きを教わっています。そこで、そのマインドの特性と絡めて自分が発達障害の人々と関わって感じたことを書きます。
マインドの特性は、極端ということです。「ゼロか100か」「白か黒か」「右がだめなら、左」のように。しかし現実世界は、ゼロ100、白黒はっきりしたことより、グレーゾーンのことが多いので、中庸のないマインドに任せきりだと空回りしちゃうことが。
だれのマインドも極端ですが、発達障害の子たちのマインドは、特に極端だなぁと感じます。「完璧にできなきゃしたくない」とか、「忘れものしたら世界が崩壊したようにパニックになる」とか。
完璧じゃなくても、忘れものしても何とかなるんだ、ということ。ほどほどで、いい塩梅で、というのはマインドに任せると難しい。
呼吸法やヨガはゆっくり行うもので、せかせか動いていたいタイプの子には行動調整にもなります。
そして、呼吸に集中することでマインドの働きを少し緩めてあげる。アタマが静かになる時間を作る。この効果も大きかったのかも。
そして、マインドの働きを学ぶことも、ヨガや呼吸法くらい効果があるかもしれないな、と感じました。
自分のパニックや激情がどこから来ているかわかれば、観察できるようになれば、のまれることが減ったり、立ち直りが早くなったりしそうです。
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