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#13 【読書記録】アファメーション

・目的
定性GOALの見え方や再設定など、自分への問いを深める為。

・気づき、学び
印象に残った内容①。「しなければ(have to)」から「したい(want to)」に態度を変える、目標を達成する上での柔軟性を持つこと。目標達成に向けて貪欲に走ることや、一度決めたことを変えないということは非常に素晴らしいことだと思っている。しかし、頑固になりすぎてやらなければならないや、変えてはいけないと思えば思うほど、心身ともにきつくなってしまう。そして、成功は思いもよらぬ方法で達成するかもしれないから。

印象に残った内容②。いちいち許可を求めないこと。自分が何かをする為に誰かの許可がなければできなかったことに気づかされた。真に自責で考えるとは、このことかもしれない。自分で自分に許可を出そう。しかし、適切なフィードバックは受け入れよう。

印象に残った内容③。準備をすること。脳内にしっかりとゴールを描き、後は流れに身を任せる。あやふやな目標からは良い結果は生み出されない。

印象に残った内容④。自分を否定するのではなく、「これは私らしくない」と問いかける。ゴール世界の自分がやっているかという基準で自分を見る。雰囲気などによって安易に自己否定をしない。ゴール世界と見比べる。

印象に残った内容⑤。自分自身や周囲の人の生活を台無しにする愚かな制限的空間を消し去る。周りの人の行いを正すのではなく、自分の行いを正す。他人のことは変えることはできないし、反発が生じる。

コーチの使命は、ゴールを鮮明に描かせることにあるのかもしれない。なぜなら、ゴールを描けたのなら勝手に現状との差を埋め始めるのだから。

アファメーションとは、自分に対して肯定的な言葉で語りかけることを通し、潜在意識を変化させ、望む方向に自分を導くことです。簡単に言うと「自分はできる」と言い続けることで「自分ができる」状態に導かれていくということです。魔法のように思うかもしれませんが、これは誰もが日々の生活で行っていることです。「肯定的」と書かれているのが重要です。「否定的」な言葉は逆アファメーションが起きます(勝手に名付けました笑)。「字を書くのが下手だね」と言われた人は自分が字が下手な人なんだとより鮮明にイメージし、その言葉が繰り返され、実際に字が下手になります。人は理想やあるべき姿と現状の差を自然と埋めようとするのです。その為、その描き方が重要です。

この本は非常に面白いです。日々の生活や挑戦で落ち込んだり、躓いたり、わけわからなくなった方にぴったりだと思いました。コーチになるなら必読書や。理由は、現実を変えようとする際、コンフォートゾーンから離れる恐怖により、自分が決めたゴールやアクションプランが乱れ始めるからです。アファメーションにより再度ゴールを鮮明に描くことにより、恐怖を退け、ゴールに向けて歩みを進めることができます。

・メモ

自然の流れに身を委ねているとき、人は最もクリエイティブになれるのです。

『アファメーション』131頁

原則一.行動を起こす前に心の準備を整える

『アファメーション』205頁

これは自分に嘘をつくこととは違います。ただ、自分の持つ現実のイメージを変えているだけのことです。

『アファメーション』244頁

目標を共有した人たちが、応援してくれるとはかぎりません。

『アファメーション』250頁

結果を思い描き、方法や手段には柔軟性を持たせましょう。

『アファメーション』296頁

「これをさせてもらえるだろうか?」という考え方を脱すると、自分で状況をコントロールし、自分の決定や行動に責任を持ち、その結果を受け入れられるようになります。

『アファメーション』302頁

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