![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144951953/rectangle_large_type_2_322a1ef3d7f653ccbca8a05c61989bdb.jpeg?width=1200)
障がい者雇用に関して無駄な考えだと思ってたが、国の問題な気がしてきた件。
障がい者雇用をすると、企業側にメリットがあるように・・・
もっと言えば、ある程度の大きな企業であれば、
雇用せねば、デメリットがある!(具体的に罰金、また公表)
そんな訳で・・・
雇用した方がええやないかぃっ!
とばかりに雇用に乗り出す。
しかしながら、相手は障がい者です。
素人が素人感覚で接したら、また虐待やら差別やら・・・
起こっちゃったらそれこそ、国の責任問われちゃう!そりゃ困る!
うっし!!!雇用する企業側の合理的配慮を呼びかけておこう!
そうね!努力義務じゃ弱いね!雇用率上がって来たけど、
定着率低すぎるから義務にしましょう!(令和6年度)
それについては・・・
日本の考える障がい差別の解消。内閣府が説明会してくれたよ。浅いっ!
障がい者雇用の合理的配慮、国に感じる違和感!解決は単純な事じゃね?
この辺で触れてるのであえて、サッと過ぎますが・・・
合理的配慮と言う点で、わかりやすいところは企業側も殆どやってる。
これが現実!
で、この度、義務にしたのは・・・
しっかりお相手と話し合ってくださいね~。
な訳です。
話し合った上で、無理だったらそれは無理だよね。
うん。国もそこまでは何も言えませんよ~。ははは。
な訳です。
ま、体よく、それっぽい感じに収めた印象。
![](https://assets.st-note.com/img/1719099823558-smGPW0Hkgr.jpg?width=1200)
僕の専門は精神疾患、精神障がいなので・・・
そこに情報を偏らせますが、
決して、偏ったから、こっから先は障がい者雇用に関して
歪んだ情報が飛び交う訳ではありません。
何故ならば、2006年から就労移行支援事業というのが
制度として確立され、その手の事業所が爆発的に増え始めた
2015年ぐらいから、それこそ爆発的に障がい者雇用が伸びてるんです。
そして、
就労移行支援と言う事業所を利用する
おおよそ8割は精神障がい者。
事業所によっては9割が精神障がい者です。
母数が増えるから必然的に対象となる人も増える
という考え方も出来ますが、離職率の高さは発達障がいを含む4障害で
変わらずトップです。(1年以内に半数が離職する。)
つまり、今日の障がい者雇用に関しての様々な動き、
モヤッとするような法改正などは
爆発的に増えた精神障がい者の就職者に対しての配慮。
と言っても良いかもしれないんです。
これはララホームでしょっちゅう伝えてますが、
退職理由は健常障がい関係なく、人間関係がダントツ1位。
精神障がいと呼ばれる方々は人間関係に色々抱えていらっしゃる方が
ほぼ全員じゃないか?ってぐらい多い。
それは心理の世界ではそりゃそうでしょ!って理由も明確。
だからさ・・・。
話し合いを例えば義務化したとしても・・・
そもそも職場環境、上司との関係性の構築をミスってれば
(障がい当事者側の問題も大いにある。)
話し合いなんて持たれたところで、素晴らしい結論に繋がる事なんて
そうそうないと思うんです。(延命治療的にはなるかもねw)
国の最新の働きかけさえもその程度なんだと感じざるを得ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1719101118861-2vXhyW5ZyE.jpg?width=1200)
障がい者雇用に関して違和感だらけの僕は経営者向きじゃないんだろう。
ちなみに昨日触れさせていただいた、助成金ですが・・・
そこそこ大きな額が支払われます。
しかも最大で2年・・・。
定着率の件で考えると・・・なんだかね・・・僕は切なくもなります。
1年以内に半数が辞めるって国は知ってるんですよ。
2年以内だともっと辞めてる・・・。
企業側に変な話、国はこう言ってません?
「2年は国が面倒見るから働かせてあげてよ。
きっと辞める人は辞めるからさ。」
「で、また新しい障がい者雇ってよ。お金は出すからさ!」
そんなセリフ聞こえてきません?僕が歪んでるのかなぁ・・・。
僕はずーっと障がい当事者側の改善は絶対であると話している。
とか言ったって、ギリギリの発想なのもわかってる。
右手が無い人に右手を使え!って言えっていう訳はないですが、
右手が無くても頑張って生きろ!とは言うべきだと思うんです。
健常者がそれを言うから差別・・・?
っていう世の中をなんとかすべきだろう!
と。
鬱々しちゃうんです!だから、あまり注意とかしないでくださいよ!
と言ってくる精神障がい者と呼ばれる人に対して、
そっか・・・鬱々しちゃう障がいのある人だから・・・って
健常者側が鬱々しながら配慮をするってのが、なんなんだ!?
って思っちゃうんですよ、どうしても。
対話って平等だから出来るんですよね。
一方的な要求だけ聴き取り、それに対して出来るか出来ないかで
答えを出す事は対話じゃないっすよね。それはサービスですよね。
福祉サービス(?)w
福祉サービスを企業側が意識、提供しないといけない!?
そんなバカな!それは福祉でやってよ!でしょ?w
ある社長は・・・僕に対して、精神障がい者は正直雇用したくない!
ってハッキリ言ってくれました。それが悔しくもあり、ありがたかった。
精神障がい者を雇用する為に、
その人を面倒見る人をひとりシフトに入れなきゃいけない。
そんな余裕はないけど、想いがあったから
極力その人がストレスなく働けるように・・・そうしていたそうな。
結果、要望がエスカレートし、最終的には退職した・・・と。
僕はそういう障がい者がひとりでも減って欲しいと思っている。
企業側にトラウマ作ってどうする!!!!と。
雇用を伸ばし、企業側にトラウマを沢山作ってどうする!!!!!と。
なので・・・
綺麗事かもしれないけど・・・僕は障がい者差別をしない!
普通に・・・普通しかできない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?