【介護事業の経営を考える】資金繰りは入金と出金のタイミングが重要!
こんにちは。yoshiです。
とうとう来週月曜日の8月24日よりセミナーの広報が開始されます。ご参加希望の方は弊社HPよりお願い致します。
さて、本日も前回の続きを綴ります。
前回の最後は、乗りに乗っている創業経営者の4月時点でのキャッシュの動きをお伝えしたと思います。
この創業経営者は10月にようやく危機を感じました。
表を見ていただければお分かりになると思いますが、入金と出金のタイミングの差で一時的にキャッシュが無くなるのです。
給与支払いが25日、売上の入金が27日ですので、2日間のタイミングのズレで経営者は現金無くなることに気が付きます(黄色部分の役員借入金がなければキャッシュはマイナスになっていると思います)。
そして、これはこの先ずっと続くことになります。
どうしようもないため、経営者は自らのポケットマネーの1,000,000円を会社に貸すことにしました。そして同時に金融機関への借入申込をすることにしました。
12月の賞与前に何とか融資が通り、2,000,000円の調達に成功します。
しかし、金融機関から借入すると毎月決められた日に返済と利息をしなければなりません(当たり前ですが・・・(笑))。
※ちなみにですが、返済と利息の支払い時期を選べる金融機関があります。その場合は入金時期を考えて支払の時期を決める必要があります。
例えば、この会社で行くと27日に売上入金がありますので、返済と利息の支払いは27日以降にする必要があります。
そして、無事に2期目を終えることができました。
さて、2期目は黒字だったでしょうか?赤字だったでしょうか?
答えは・・・
そう!「分からない」です。
↑は2期目のこの会社の損益計算書です。
いかがでしょうか?
残念ながら「赤字」ですね。しかも月次でも黒字の月が一回もありません。相当厳しい状態と言えます。
さて、もう一つお伝えしておきたいこととして、損益計算書には「借入返済」が含まれない。ということです(支払利息は営業外費用として含まれます。)←経営者の方は当たり前にお分かりと思いますが・・・(笑)
では、どれだけ借入金が減ったのかを知るにはどうしたらいいのか?
そこで大切なのが、貸借対照表です。
前回、前々回にも少しご説明しましたが、貸借対照表ではいろんなことが分かります。
借入金の状況は右上の「負債の部」に記載されています。
これらの解説は次週にさせていただきます。
この会社の3期目以降の状況が知りたい方は、是非セミナーへお越しください。
まだまだ波乱続きですよ(笑)
しかし、経営というのは打つ手は無限大です。諦めた時点で全てが終わってしまいます!
♪告知♪
セミナー開催日が決まりました!!
10月3日(土)に山陽魚住駅近郊の事業所で開催します♪8月24日から参加者の募集を行います♪
このnoteでは表面をさらっと綴っているだけです(^_^)
初回はこのnoteに綴ってあること,+αの導入編です。
弊社FBページとこのnoteのフォロワーは無料招待を考えています。
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その後は発展編として、有料で決算書の見方、労務管理、人事制度、マーケティング等々を予定しております。
皆さんの職場で行って欲しい場合は、日程調整をして伺います。
有意義なセミナーにするために、こちらからの発信だけでなく、参加者の皆さんとの対話による構成を考えています。
その日限りや、行動に移さないと、あまり意味がありません。
ご興味がございましたら、フォローかコメントをしていただけますと、事前に告知させていただきます。
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