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健康美の秘訣〜お水編〜

ダイエットやボディメイクで食べ物やカロリーを気にする前に、、、
見た目の変化だけでなく、内側から身体を変えるには、お水をこまめに摂ることがとても大切です。
お水の摂取は健康美へと導く4つのメリットをご紹介いたします。

①新陳代謝の活性化
成人では体内こ約55〜60%程が水分である。とよく聞いたことがあると思います。
わたしたちの体温は36.5℃ほどですが、この温度が人間の細胞にとってもっとも快適で機能を最大限に発揮しやすいのです。
細胞が代謝を行なっているときに『熱』が発生する。体温が高くなって、細胞内温度が42℃になると細胞は機能停止してしまいます。
この温度を保つには血液が大いに働き、低体温になると熱を体の隅々まで運んで温め、高体温になると細胞から熱を運びさり皮膚から発散させる。これは水分(このうちの血液)が、細胞の快適な環境を作っています。
細胞にある水分は、細胞が行う『代謝』にかかわり、水分なくしては行われないのです。
食べた物をしっかりと消化、吸収、代謝させることで身体は変わりやすくなります。

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②むくみ
水太りという言葉から水を飲み過ぎると太ってしまう、というイメージを持っている方もいるかと思います。
水太りというのは、慢性的なむくみが続く状態のことをいいます。そしてそのむくみは、水分不足が原因となっているケースが多いのです。
ではなぜ水分不足によって、体がむくんでしまうのか。それは水分が不足することで、体に溜まった老廃物をうまく排出できないからです。
体にある水分は血液やリンパ液として体内を循環し、必要のない老廃物は汗や尿として体外へ排出されます。
しかし体内の水分が不足するとその働きが滞り、細胞の間に水分が残ることでむくみという症状として表れてしまいます。
日頃からあまり意識して水を飲まないということであれば、むくみは水分不足が原因かもしれません。
コップ1杯(200ml)のお水を、1〜2時間こまめにとることは、むくみの解消の1つとなります。 
むくみのある方は常温のお水が最適です。

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③便秘
消化吸収後の食物残渣も便として体外に棄てる必要があります。食物残渣以外に腸の粘膜の古くなった上皮や大腸菌など大量の腸内細菌の死骸も大便をかたち作り、これらをまとめるのに水分を必要とします。
水の力をかりて不要物を体外に棄てています。
不要物を排出できないことで、栄養の吸収や代謝の妨げにもなるので、お水を飲むことで便秘予防につながります。

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④基礎代謝の向上
私たちは何もせずにじっとしているときでも、生命を維持するためにエネルギーを消費しており、これを基礎代謝と呼びます。実は24時間で消費するエネルギー量のうち、約60%が基礎代謝によるもの。エネルギー消費量を上げる場合は、いかに基礎代謝を向上させるかが重要です。
水を飲むと体内が冷やされ、冷えた体温をもとに戻すため血行が良くなります。血行が良くなることで代謝がアップし、エネルギーを消費しやすい状態にします。
お水を飲むことは、体成分の合成・分解、体温維持や最低限の臓器の活動を維持する基礎代謝との関連は深いと考えられます。水分補給が基礎代謝アップに関わっているという確立されたエビデンスはないものの、水分補給のあとで基礎代謝率が増加したという報告もあります。

⭐️トレーニング効果とお水の摂取⭐️
筋肉にもたくさんの水分が含まれています。また、筋肉へ栄養分を運んだり、老廃物を排出する血液も、およそ90%が水分であり、筋肉に与えるお水の影響はとても大きいことがわかります。水分不足のままトレーニングを行うと、筋肉増強の効果も小さくなることがわかっています。
さらに、トレーニング後に分泌される乳酸の排出にも水分が大切で、身体に十分な水分があれば、血液が乳酸を効率よく運ぶことができ、疲労回復が早まったり、筋肉痛が緩和されたりすることが期待できます。

細胞が正常に機能できる環境はすべて水分のはたらきによって作られています。
また、脂肪を分解するホルモンを脂肪細胞に送るのも血流です。
血流をよくするにもお水の力が必要となります。

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⭐️1日のお水摂取量の目安⭐️
起床時、食事前、食事後、入浴前、入浴後、
就寝前などコップ1杯のお水を飲むタイミングを決めておくのも1つの方法です。
1日のお水を飲む量の目安として、
体重1kgに対して35ml〜40ml。
例えば体重50kgの方は2ℓ前後飲めるのがいいでしょう。

個人差はありますが、お水を意識して飲むことでむくみがとれたり、お通じがよくなったりと身体の機能や代謝がスムーズになることで【健康美】へと近づくのではないでしょうか。

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