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ホッキョクグマ、ほんとうに絶滅の危機?

ニューヨーク・タイムズ紙は、COP26真っただ中の先週木曜日、「もう遅い、地球温暖化からホッキョクグマを救うことはできない」と主張する記事を掲載しました。この記事では、国連に対してホッキョクグマを救うための抜本的な対策を講じるよう求めています。

一方、ホッキョクグマの生息数は増え続けているというレポートも出されています。その中で、ClimateRealismは、"国連の行動を必要とするようなホッキョクグマの絶滅危機は存在しない "と書いています。

ホッキョクグマの科学者であるスーザン・クロックフォード博士は、ホッキョクグマについて3度の調査を行い、その結果を2020年に発表しました。その中で、「いずれの調査においても、ホッキョクグマの個体数は安定しているか増加している」と述べています。

確かに、世界のホッキョクグマの個体数は20世紀半ばには約5,000頭しかいませんでした。それが2015年には約26,000頭と推定され、現在は約30,000頭の可能性が高いとされています。ClimateRealismに記事を載せたHeartland Instituteのジェームズ・テイラー代表は、"一言で言えば、地球が穏やかに暖かくなっているなか、ホッキョクグマはここ数十年間、増え続けている" と結んでいます。

https://www.thegwpf.org/content/uploads/2021/02/Crockford-Polar-Bears-2020-.pdf


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