見出し画像

大安大晦日


人それぞれに歩みの速さは有り

歩みの速さが異なる歳を刻み

三十一日の刹那に早きも遅きも

何かを確かめるように歩みを止める



時もひととき止まるように過ぎ

止まること無く刻まれて

一年の思いを刻むのかもしれない

まるで一人を忘れるように孤独を消し去るように


ゆく年を過ぎ去り眺め

くる年を遠くにのぞみ

終わりと始まりを止まるように眺め

始まりは明日には目覚めるのだよ


年年歳歳花相似たり

歳歳年々人同じからず


来る年も来る年も花は相似て咲くけれど

それを見る人は変わっているだろうか

花は必ず咲くけれど人は必ず咲くのだろうか

花を見る人の集合意識が変わっただけかもしれない



今年もありがとうございました。


大晦日の夜景

この記事が参加している募集

人や生命が穏やかに生きている世界。 穏やかな世界をつくるための言葉として サポート頂いた価値は使わせて頂きます。 形を変えた価値としてnoteの中で 大きく循環させていきます。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。