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ティーチャーズ・ポジションをとることが大事(ブランディングの話)

「ティーチャーズ・ポジション」は、僕がつくった言葉なのですが、ビジネスではとても大事なコンセプトになります。
ビジネスシーンでは、人と出会うときに、いかに “先生” という立場で知り合えるかが大切です。

情報はよく川になぞらえます。川の水は、川上から川下に流れます。情報も同じで、情報を多く持っている人から情報量の少ない人にしか流れません。

したがい、“先生”として出会えるということは、大きなアドバンテージになるわけです。

逆に、ビジネスがうまくいかないときには、きまって自分のポジションが川下にあるときです。

(先生ポジションだからといって、偉そうにするというわけではないこと、念のためお伝えしておきます)

ティーチャーズ・ポジションがとれていると

これから目指そうとする業界の中で、すでにティーチャーズ・ポジションがとれている人は、事業モデルを確立することで、概ね、うまく回り出します。

その業界ですでに「先生」のポジションが確立されていれば、メールマガジンの読者やSNSのフォローワー、すなわち、あなたの「ファン」が相当数いるので、(あるいは、これから獲得できるので、)すぐにビジネスや協会を立ち上げることができます。ほとんど心配は入りません。

ティーチャーズ・ポジションがとれていないと

ところがいっぽうで、まだブランディングができていなく、ファンがいない場合、そのカテゴリーでは先生の地位を獲得できていません。その状態でいくら集客をしようとしても、ある程度の事業として成り立たせるだけの集客は、ちょっと厳しいです。友だちレベル以上の集客は難しいです。

その場合には、まずは「ブランディングしながらポジショニングをとる」ことを考えてください。SNSの発信などは、ブランディングするために、ポジショニングをとるためにおこなってください。

そうすることによって、「ティーチャーズ・ポジション」をとることができます。この順番が大事になります。まず先に、ティーチャーズ・ポジションをとってください。

ブランディングしながらポジショニングをとる

あなたがこれまで培ってきた知識や技術をもとに、独自のメソッドにして協会を立ち上げて世の中に広めようと考えているならば、最初にやるべきことは、「ブランディングしながらポジショニングをとる」ことです。これが非常に大切です。「ブランディングしながらポジショニングをとる」ことを優先してください。

メールマガジンも、ブログも、Facebookも、YouTubeも、名刺も、ウェブサイトも、これらはすべては、ブランディングをして、ポジショニングをとって、その後にすべきことになります。

そして、「最新マーケティング手法」とか「確実に稼げる方法」のような小手先だけのノウハウに至っては、まったく話にならないことは言うまでもありませんが、決して手を出してはいけません。そんな甘い話はありません。

繰り返しになりますが、協会を立ち上げて、会員さんを集客をするためには、まず最初にやるべきことは「ブランディングをしながら、ポジショニングをとる」ということです。本当に正しいものには、順番があります。正しいやり方を正しい順番で行うことが、成果を上げるためには不可欠になります。

フラッグ(旗)を立てる

「協会を立ち上げるときに、最初に何をしたらよいか?」の質問には、いつも「ブランディングをしながら、ポジショニングをとる」ことと答えています。

もしあなたが「協会を立ち上げたい」または「協会を立ち上げたけれども、思うような結果を出せていない」と考えているのならば、《ブランディングをしながら、ポジショニングをとるにはどうしたらいいのか?》をじっくり考えてみてください。

ただやみくもに、メールマガジンを書いて送るとか、ブログをたくさん書くとか、YouTube動画をアップするとか、Facebookでいいね!を集めるとか、肩書きいっぱいの名刺を配るとかをしても、まったく意味がありません。期待する結果が得られません。それらをする前に、まずは「ブランディングをしながら、ポジショニングをとる」ことに取り組んでください。

この「ブランディングをしながら、ポジショニングをとる」ということを別の言い方にすると、「フラッグ(旗)を立てる」ことになります。

「私はこの場所にフラッグ(旗)を立てる」という宣言をしてください。



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