マーケティングをする、ということは、
「そっか、こういうことを教えてあげないと、そもそもスタートが切れないんだ」。
セラピストさんは手に職があるので独立を考えられるんだけども、彼女たちが協会のような組織にしていくつぎのステージに入ったあたりのイメージが今ひとつ広がらないのは、このあたりに起因しているのだろう、と気づきました。
というのは、いっぽうで、身近にITをお手伝いしてくれる知り合いがいるセラピストさんは、そのホームページ制作やSNS戦略のハードルがないので、「協会をつくりたい」というイメージが広がりやすいのだと思います。
集客モデルの話以前に、
つい僕も、「マーケティングを知りたい」と尋ねられると、やれポジショニングだとか、そのためのU.S.P.やペルソナを設定することが大事と言ったり、集客モデルの話をしてしまいます。
けれども、マーケティングを知りたいという人の気持ちになって考えれば、マーケティングが知りたいのではなく、
「ビジネスを立ち上げたい」「ビジネスがうまくいくようにしたい」
「社会の役に立ちたい」「ちゃんとメッセージを届けたい」
もっと言えば、
「効率よくお金を稼ぎたい」「自由な時間がほしい」
そういうことなわけです。
ただ、そう思ったときに、
「それができる知識やノウハウもない。どうしたらいいだろうか。
そうだ、マーケティングを勉強しないと‥」
となるわけです。
マーケティングでいちばん大事なことは、組織すること
マーケティングでいちばん大切なことは、マーケティングを勉強することではないのです。マーケティングを勉強することは、2番目に大事なことです。
マーケティングに長けたチームをつくることが、優先させるべく大切なことになります。マーケティング部隊を結成してアライアンスを組む。
ビジネスのブレイクスルーのポイントは、ここにあります。
ひとりでではできない
なんとなく、僕はひとりでビジネスをしているように見えるかもしれませんが、ひとりでできるビジネスの範囲なんて知れたもので、ひとりでビジネスはできないものと考えています。
ぼくがビジネスができているのは、ITの分野を支えてくれる専門家たちに囲まれているので、成り立っているわけです。
いいアドバイスをもらえたり、適宜サポートしてくれる仲間に恵まれているので、クライアントさんに新しい情報届けることができ、サポートできるわけです。
IT部門をガッチリ支えてもらえるので、ぼくの専門である [ 協会の組み立て ][ プロモーションの仕組みづくり ][ 事例の紹介 ]などに、専念できているのです。
マーケティングをする、ということは、マーケティングを勉強して実践することなのだけれども、それをひとりですることではなく、チームを組むことです。
マーケティングというのは、セールスだけでなくビジネスモデルそのもの。
要するに、ビジネスのすべてがマーケティングなので、ビジネスをするための組織づくりができていなければ、ビジネスはまわっていかないのです。
なので、マーケティングをする、というのは、マーケティングのチーム、
つまり、《マーケティング・ディレクター》《コピーライター》《ウェブ・デザイナー》《システム・エンジニア》の専門家を集めて、アライアンスを組むことです。
なにかを企てるときには、最初にディレクション、コピーライティング、デザイナン、エンジニアリングを担当してくれる専門家見つけ、チームを組むことからはじめてください。
マーケティングは、ビジネスモデル全般にわたる
マーケティングというのは、ビジネス全般に関わります。
なので、セールスだけでなく、商品やサービスも、それを魅せるホームページも、それを伝えるメッセージも全部含まれます。
さらに、自分たちの強みを際立たせたり、それをブランドにすることもマーケティングになります。
これほど多岐にわたってやっていくには、手分けして行わなければ無理な分けです。
当然、それをひとりでやろうとすれば、なにかはおろそかになってしまいます。
ぼくで言えば、長く独立、起業してビジネスをやっている経験があるので、ある程度は、つまりは、ひとりで食べていくぐらいの売上規模だったら、なんとかやりくりできるかもしれません。
ところが、会社を大きくしてつぎのステージに行こうとするならば、一定レベルのクオリティで、プロモーションを企画して、セールスレターを書いて、ランディングページをつくらないといけない。
自分ができることは自分でやるとしても、少し苦手で時間がかかるところは、プロに依頼したほうがいいです。
編成チームの詳細
マーケティングをする、というのは、マーケティング・チームを編成することです。それぞれの役割を確認していきましょう。
マーケティング・ディレクター
マーケティング・ディレクターというのは、マーケターであり、クリエイティブ・ディレクターです。
市場を捉え、先を見据えて英断できる人です。
これはリーダーが務める役割なので、協会だと理事長さんが行います。
あるいは、実務を司るトップの人が担当します。
コピーライター
コピーライターは、メルマガやセールスレター、プロモーションの文章をつづります。
わずか一文字での違いで、ニュアンスが伝わる伝わらない、という世界。その違いを表現できるライターの存在は大きな違いを生みます。
デザイナー
ロゴのデザイン、ホームページのデザインなどを担当してくれる存在です。
ブランドの方針にあわせて、柔軟にデザインできる存在です。
配色の違いでクリック率が変わります。UIを取り入れたデザインのできる存在です。
システム・エンジニア
システム・エンジニアは、プログラマーです。
ウェブサイトの構築をしてくれる大事な存在です。
おおむねリーダーは話せる人です。書ける人もいるかもしれません。
けれども、プログラミングに明るい人となると、ほとんどいません。
スピード感あるITチームを形成する
今はプロモーションのたびに、ランディングページを作成します。
1ページのランディングページでも、業者に依頼してしっかりつくれば、ホームページと同等の費用がかかります。
そして、費用だけでなく、制作の時間もかかります。
すぐにつくれなければ、時期を逸してしまいます。
小回りの効くITの専門チームを保有できていることは、とても大事なことなのです。
どんなにマーケティングの知識があっても、実装する段階でそれを構築するチームがないとなにもできない。
要するに、なにもしていない、ということになるわけです。
あなたのビジネスが発展するには、マーケティング・チーム、すなわち、ITチームを構築することがなによりも大切です。
時間は無料ではない
コストをかけられないから、なんでも自分でやる、という考え方は、はクオリティだけの問題ではないのです。時間の問題でもあります。
時間は有限です。しかも、稼いでいる人ほど、稼げていない時間を過ごすということは、無駄な費用がかかっていると考えられます。
僕たちはつい勘違いをして、時間は無料だと思ってしまいがちですが、時間をかけすぎるというのは、その間に生活しているので、無駄にコストをかけているわけです。
その時間を有効活用すべく、専門家のチームづくりが必要です。
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