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【短歌】俵万智さんの「たんぽぽの日々」


俵万智さんの歌集に浸っていました。こちらは俵万智さんが子育てをテーマにした短歌+エッセイ集です。

同じ世代の子を持つものとして共感するところが多く、同じような思いで子育てされていたことを知りました。

息子さんが小学校入学されるまでの歌です。
たんぽぽの綿毛をふいて見せてやる いつかおまえも飛んでゆくから

おさなごがビールの缶を抱きしめてぷはっと笑う それは私か

落ちこんでいるひまもなく子を風呂に入れおりどうってことはなかりき

などなど。
子どもが小さいときのことを時々思い出します。
うちのこどもたちが中高生になって子どもたちの方が忙しく、土日は時間を持て余すぐらいになってきました。

休みの日の昼寝は最高です。

ふと思い出したときによくやってこれたなと、自分で自分を褒めずにはいられない。

2人とも保育園のときには、仕事から帰ってきたら洗濯を回しご飯を作って食べさせて、お風呂に入れて、歯磨き、絵本の読み聞かせをして寝かせたら、洗濯を干す。

何度読み聞かせのときに眠気で本を顔に落としたことか。

しかも、上の子の時にオムツは布おむつが指定の園でした。

たんぽぽの綿毛のように、いつか自立して飛んでいくのかと想像したら寂しいけれど、それまではたくさん笑って過ごせたらいいなと思いました。

さて、先日下記重吉陽一郎さんのnote佳作コレクションに私の書いた穂村先生の本についての投稿を加えていただきました。

読んで目に留めていただき、とっても嬉しいです。ありがとうございます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた

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