よさく

短歌、川柳が好きです。 制作した短歌や川柳をX(旧Twitter)に投稿したり、歌集を…

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短歌、川柳が好きです。 制作した短歌や川柳をX(旧Twitter)に投稿したり、歌集を読んで楽しんでいます。ここでは読書の記録を残していきたいと思います。

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短歌、川柳が作りたい

初めまして いつもXで訳もわからずに…でもフォロー中の方々の楽しいつぶやきに憧れて、みよう見真似でつぶやいていました。 もっとそれらについて知りたいと思ったので、読んだ本の記録をここに残していきたいと思います。 Xでフォローさせていただいている方の投稿から、素敵な作品を見つけて追いかけてみていると、歌人の木下龍也さん推しの方のつぶやきに辿り着きました。 とにかく推しへの愛が溢れていて気になったので、初心者の私はまずはこちらを読んでみました。 「天才による凡人のための短歌教室

    • 【短歌】岡野大嗣さんの「うたたねの地図」を読んで

      今月発行されたこちらの一冊は、岡野さんの初めての短歌と散文集です。 うたのたねとともに、その短歌が載っていて自分も見たり感じたことがあるようなそんな気持ちになりました。 どれも紹介したいのですが一部だけご紹介します。 たて笛を練習しながら帰る子がサイドミラーに光る七月 見開きにひろがる海をたたむとき(まばたく)鳥の羽ばたく気配 燃え殻を浮かべたままのプラバケツゆうべの声を水にとかして その日最後の食パンが焼き上がるまでは夕陽が陳列される ※こちらはうたのたねの方な

      • すごくよかったです! 会場でパンフレットをもらってびっくり、脚本が東直子さんでした。 短歌、小説、エッセイ、絵本など多方面にご活躍をされていて憧れます。

        • 覗きに来たのは

          最後は指輪を掴んだ龍神様💍 台風一過で暑い一日でした。 今週もお疲れ様でした♪

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        短歌、川柳が作りたい

        • 【短歌】岡野大嗣さんの「うたたねの地図」を読んで

        • すごくよかったです! 会場でパンフレットをもらってびっくり、脚本が東直子さんでした。 短歌、小説、エッセイ、絵本など多方面にご活躍をされていて憧れます。

        • 覗きに来たのは

          【エッセイ】中前結花さんの「好きよ、トウモロコシ。」を読んで

          先月模様替えをしたのですが、そのときに目があったのがこちらの中前結花さんのエッセイ本でした。 一年前に読んだ時もそうなのですが、お母さんのとの関係が私は特にグッときてしまいます。 東京で就職を決めて一人暮らしをする。 初めて親元を離れる不安な気持ちを持ちながら、お母さんと部屋探しの旅行に出かけます。 そんな中で出会う優しい不動産の方とのやりとりや、娘が離れて生活を始める母の心境。 それから、お父さんとの小さい頃のエピソードやいろいろな出会いと別れ、お母さんから届いた絵

          【エッセイ】中前結花さんの「好きよ、トウモロコシ。」を読んで

          【短歌】俵万智さんの「かぜのてのひら」/「会うまでの時間 自選歌集」を読んで

          俵万智さんのこちらの歌集を読みました。 有名な歌はこれまでも目にすることはありましたが、改めて味わうことができました。 四万十に光の粒をまきながら川面を撫でるかぜの手のひら 頬の雪はらいてくれる指先をたとえば愛の温度と思う 百枚の手紙を君に書きたくて書けずに終わりかけている夏 背に揺れる水筒の中の水音を体内音のように聞きおり 第1歌集『サラダ記念日』の刊行から4年間、24歳から28歳までに詠んだ歌が収録されています。 四万十の歌は、実際には手はないけれどまるで風が

          【短歌】俵万智さんの「かぜのてのひら」/「会うまでの時間 自選歌集」を読んで

          【短歌】伊舎堂仁さんのトントングラム/BRUTUS -一行で。

          伊舎堂さんの歌集「トントングラム」を読みました。 あるといいけれどめちゃくちゃこわいよね飲むとよく眠れる水道水 (屋上の)(鍵)(ください)の手話は(鍵)のとき一瞬怖い顔になる 登校日 すべすべした手でかえされたMONO消しゴムのOが● いしゃどうに会わせたい人がいないんだ ぜひ会わないでみてくれないか よく眠れる水しか出ない水道だとしたら…その水で作ったご飯を食べても寝てしまう。怖いです。 気づかなかった面白い発見がたくさんありました。 伊舎堂さんは以前発行され

          【短歌】伊舎堂仁さんのトントングラム/BRUTUS -一行で。

          若かりし日の過ちを

          人間忘れる生き物だから生きていけると聞いたことがあります。 当時どんなに悩んでも、日々悩みは変わるものですね。 先日、江ノ島に行ってきました。 最近毎日暑すぎて干からびそう。 どうかご自愛ください。 ではまた

          若かりし日の過ちを

          パソコンを見つめ続けて

          私は普段パソコンを使って仕事をしています。 視力はありがたいことに子どもの頃の2.0〜1.5に比べると下がりましたが0.9よりは下がらず、裸眼で過ごしています。 ただ、ずーっとパソコンの画面を見ているので夕方に目が痙攣するときもあり、度の入っていないブルーライトカットのメガネをかけるようにしています。効果はあると思います。 悩みはメガネがずり落ちてくること。 なんとかなりませんか(T ^ T) ではでは、今週もお疲れ様でした🍺

          パソコンを見つめ続けて

          【短歌】谷川俊太郎さん、木下龍也さんの「これより先には入れません」を読んで

          2023年発行のおふたりの対詩を読みました。 本を開くとすぐに、「これより先には入れません」の看板の写真。 次のページで谷川さんの詩から始まります。 対詩のあとに木下さんが一連のやり取りを振り返っている、ひとり感想戦が繰り広げられます。 谷川さんからの返信に、あの手この手で挑んでは毎回翻弄される木下さんが面白くて可愛らしくて参ります。 いつもならお気に入りの歌や詩を紹介させていただくところですが、「対詩」であるため切り取らない方がいいのかなと思いました。 全国の限られ

          【短歌】谷川俊太郎さん、木下龍也さんの「これより先には入れません」を読んで

          【短歌】岡野大嗣さんの「音楽」を読んで

          音楽という題名の岡野大嗣さんの第三歌集を読みました。 表紙も可愛い本ですね。 「夏ちょっと花火みえるよ、みにおいでよ」「行くよ、みえてもみえへんくても」 いま会ったみたいに顔を見合わせるエンドロールのエンドの明けに バイバイのかわりのおやすみを聞いておやすみまでの時間が光る 音楽は水だと思っているひとに教えてもらう美しい水 岡野さんの歌は読んでいてなんだか優しい気持ちになります。こちらの本を発行された2021年では、忘れたくないものを忘れても平気になるために短歌を

          【短歌】岡野大嗣さんの「音楽」を読んで

          日が長くなれば

          暑いのはきついけど、美味しいビールの季節ですね♪ やりたいこと、やることが色々あって1日はあっという間に過ぎていきます。 読みたい本もあるのに落ち着いて読めず…お盆休みにはたっぷり時間取れるといいなと思っています。 ところで今週3日間、岡野大嗣さんのたやすみラジオという配信が2年ぶりにあります。 昨日は布団で耳元にスマホを置いて聞いてみました。 ご自身の短歌の作り方について話をされていたのですが、とっても穏やかな話し方をされていて、アルファ波がものすごく放出。気持ちよく

          日が長くなれば

          元町へ

          遠方より母きたり話尽きず懐かしくもあり可笑しくもあり 暑すぎました

          今日はテレワークだったので、終業後にずっと気になっていた床拭き掃除をしました。床サラサラ✨最近勤務日も時間も増やして余裕がなかったけど、やっぱり身の回りが綺麗になるのは気分も上がりますね😊

          今日はテレワークだったので、終業後にずっと気になっていた床拭き掃除をしました。床サラサラ✨最近勤務日も時間も増やして余裕がなかったけど、やっぱり身の回りが綺麗になるのは気分も上がりますね😊

          【短歌】岡本真帆さんの「水上バス浅草行き」を読んで

          先日の木下龍也書店でこちらの岡本さんのサイン入り歌集をゲットしました。嬉しい!こちらは2022年に発売された第一歌集です。 「ほんとうに私でいいの?ずぼらだし 傘もこんなにたくさんあるし」という有名な歌があり、私も好きです。 表現も面白いことはもちろん、親近感があり自分の経験したことのように入ってきます。 一部紹介します。 真っ暗な部屋で目覚めるとき泥はそっと私のかたちに戻る 平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ うんまいときみが唸った うん

          【短歌】岡本真帆さんの「水上バス浅草行き」を読んで

          本日のNHK短歌は光る君へスペシャルコラボ。俵万智さんと作家の渡辺祐真さんがドラマに出てくる和歌を読み解くという内容でした。今まで和歌は習ったはずなのに覚えてこなかったのですが…このドラマで清少納言と紫式部がなんだか急に身近に感じる、素敵な企画でした。

          本日のNHK短歌は光る君へスペシャルコラボ。俵万智さんと作家の渡辺祐真さんがドラマに出てくる和歌を読み解くという内容でした。今まで和歌は習ったはずなのに覚えてこなかったのですが…このドラマで清少納言と紫式部がなんだか急に身近に感じる、素敵な企画でした。