【短歌】岡野大嗣さんの「うたたねの地図」を読んで
今月発行されたこちらの一冊は、岡野さんの初めての短歌と散文集です。
うたのたねとともに、その短歌が載っていて自分も見たり感じたことがあるようなそんな気持ちになりました。
どれも紹介したいのですが一部だけご紹介します。
たて笛を練習しながら帰る子がサイドミラーに光る七月
見開きにひろがる海をたたむとき(まばたく)鳥の羽ばたく気配
燃え殻を浮かべたままのプラバケツゆうべの声を水にとかして
その日最後の食パンが焼き上がるまでは夕陽が陳列される
※こちらはうたのたねの方なのかも知れませんが、好きです😊
この表紙の絵が本を持ち歩いてカバンから出すたびに夏を感じて、元気が出ました♪
そして今週は三軒茶屋のtwilightという本屋&ギャラリー&カフェやさんで8月24日は『岡野大嗣さんと夏の屋上で歌会』、25日は『岡野大嗣さんと伊藤紺さんの朗読&トーク「歌の夏」』が開催されるそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた
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