【短歌】木下龍也さんの「君の嫌いな奴はクズだよ」を読んで
こちらの歌集は2016年に出版された本です。
読んでいて情景が浮かびます。
57577展に行ったりXを追いかけたり、いつかお会いできる日がくることを夢見て。
(完全に推し)
歌の一部を紹介します。
トンネルを抜け出る僕の目がくらむ隙にふたたび配色される
幽霊になりたてだからドアや壁すり抜けるときお目目閉じちゃう
立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ
風のはじまりを止めようとして差し出した右手で風をはじめてしまう
などなど、好きな歌は書きはじめたらキリがないのですが
ちょっと切なくちょっと怖く、少しほっこりする歌集でした。
木下龍也さんはもちろんフォローさせていただいている歌人の方々は、Xでも短歌を発信してさらに新聞や書籍に投稿して採用されている、一体どんなふうに質の高い作品の制作をしているのでしょうか。
私も1日ひとつXに投稿することを目標に、そしてこれからもいい歌をたくさん浴びたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた
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