曲はイメージを具現化する数式です
こんばんは₫です。
「作曲できるなんですごいですね」などと言われることがあります。
作曲なんてクオリティを気にしなければ誰でもできることだと思っていて、それこそ気分がいいときに入ったお風呂で、てきとーに鼻唄を鼻ずさむだけでも作曲だと思います。それが作曲と認識してないだけどと思うのです。
そんなすごくもない作曲を始めたきっかけのお話
中学の頃、とあるバンドを好きになりました。「あぁ、こんな風になりたいな」って思い、じゃあ曲を書かないとっていうのが作曲をはじめたきっかけです。
かっこいいバンドに出会い、そこでコピーしようとか全く思わなかったです。まぁ楽器などリコーダーとピアニカくらいしか触ったことがなかったからかもしれないです。
どうやって曲を作ろうかな?って話
譜面も読めない、コードってなに?って状態です。
ただ「作曲できるなんですごいですね」って言う気持ちはなくて、てきとーに唄って、録音して、おー、曲が出来た!って感じで、何曲もアカペラの音源を作り始めました。
変に音楽理論とかなかったし、そもそも音楽に理論があるなんて思ってなくて、自分の思いを話すことと、自分の思いを歌うことに違いはなかったんだと思います。
アレンジしたいって話
アカペラの音源を聴いて思ったのは、なんか寂しい!伴奏(アレンジって言葉をしらなかった)がほしい!って思いました。
よし、楽器を始めよう!
とは、ならなかったです。
初めて手にした機材は【シーケンサー】です。
全く知識がなかったので、片っ端からバンドスコアを打ち込みました。
音符を並べるだけで、CDのような音がでる!って当時は感動して、しばらくは、ただただ、打ち込みをして人の曲を再現していました。ここでなんとなく全パートの譜面が読めるようになり、曲の構成とか展開の仕方など学びました。
あぁ、これがコードってやつかって話
あるとき、音楽にパターンがある!って思い、よくよく調べるとそれがコード進行ってやつでした。
このコードのあとにこのコードがつながるパターンが多いとか、こういう並びでコードをつなげるとこんな音になるとか、そんな感じで音の成分を紐解いていく感じで覚えていきました。
あれ?これって数学と一緒じゃん?って話
いろんな音の繋がりを、一定の数式に当てはめていくと、曲ができるなって気がついてしまいました。
EXCELとかだと、こういう集計をしたいって思って、それに合う関数を組み合わせたりすると思うんですが、自分にとってほとんど一緒です。
頭にある、ふわっとしたイメージを、それに合うコード進行とか構成を組み合わせて表現してるだけ。
まとめ
①作曲はすごいことではない
②一定の数式に当てはめて音を並べるだけの作業
③とはいえ、勉強すると楽に曲が書ける
そんなふうに曲を書いてます。
音と映像で紡ぐ
『感情の共有と共鳴』
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