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あの日燃え上がった炎は今はもう だから許そう 許したい でないと動けない 心は縛られたまま …
あの日があの人の気まぐれでも構わない あの日があった 私はそれを信じている 明るいひだまり…
あっ! … 消えてった。 何故? 消えるくらいなら何故浮かんだ? あれは一瞬だった あれは幻み…
「この世に必要ない人はいない!」 かつての私が放った誰かの言葉 それが慰めにならないのは今…
帰っておいで 誰かといつかの日に約束した それは事実で覚えてる でもあれは誰だったかな 今も…
まだ、鼓動が治らないまま嫌いな朝を迎える 消えたい消したい無くしてしまいたい 昨日壊した絆…
姿のない 色の分からない でも穏やかな ふわふわ柔らかそうな あの小さな それに触れられそうで でも 治らない苛立ちがその それが頼りなく思えた だから 力いっぱい爪を立てて掴んだ 嫌になって投げつけた やっぱり柔らかかったそれ それは少し傷ついた 少し汚れた それが余計に胸を苦しくさせた だから
長く長く、突然生まれ伸びてきたあれは何だろ? 何のためだろ? 何処まで行くのだろ? 果てま…
誰もいない白い時間 窓の向こうのもやもやは私の心の霧のよう あの奥に何の影が見える 信じて…
さ、あの向こうが君のこれからの場所だよ 誰かがそう言って手を引き私をここに連れてきた 春…
行かないで 行かないで 忘れないで 忘れないで … 時と共に小さく遠くなる叫び声 あれは誰だっ…
白い白い真っ白い 光の中で見せた笑顔は その意味は でもそれは私のものじゃない 光に包まれて…
今日も沈む 頭に藍が架かる そして胸を熱く、心の赴くままに 紅く赫く広がる その心の中の更に…
ふと目を覚ませばどこかの洋館の一室 子供部屋かな? 白いさんの透明な窓は高く高すぎて光が届かず薄暗いこの部屋 何故子供部屋かって? ほら、木馬がゆらゆら手にほつれがあるピンク色のウサギのぬいぐるみ 家かお城を作ろうとして崩れている積木 あの蓋した木箱には空っぽのプレゼント箱 小さなテーブルに散らかるクレヨンと虹と空と雲と地面がない渦巻き模様の空だけ 本棚に散乱する小さな絵本たち おや?一つだけビリビリになった本がある 赤いワンピースのおさげの少女が描かれている 空も鳥も蝶々