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青青青

生前の体温に似合わずひんやりした墓石にあなたのすきだったお花と缶コーヒー供えます、ブラックがすきだったのにこんなに可愛らしい花がすきだなんて狡い人、枯れゆくそれさえ儚さが勝って絵になってしまうから気がついたらここに立っている、都合が良すぎるね、朽ちた花弁をあつめて掌におさめてそれとなく力を込める、容易く命が崩れて風に吹かれた、思い出してしまうよ、あなたの願いで思い出の海岸からあなたを撒いたこと、陶器の重さだけが残って、空っぽのあなたと空っぽのわたし、居なくなれないわたしは自ら泡になるしかないみたい、青の底で、あいましょう

作品をまとめて本にしたいです。よろしくお願いします。