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夏の短歌

世界からとり残されているみたいゲリラ豪雨と居残る僕ら
バス停で蝉の鳴き声聴きながら世界の終わり願ってみたり
飲み干した瓶を青空にかかげて君とおんなじ夏を見たいね
線香花火が生きてるあいだ君のすきなところ教えてあげる
駅前の鳩追いかけるこども見て平和っぽいねと微笑む君
線香の香りまとわせ微笑む君はきっと死と旧友ね

作品をまとめて本にしたいです。よろしくお願いします。